TOWER RECORDS限定ミニアルバム
『Gyao!Gyappy!!Gyapping!!!』
TWCP-15 ¥1,000+tax
2011年7月6日発売
<収録楽曲>
1. KANZEN Wo Ai Nii!!
2. Mr.&Ms. Boring
3. 泣きっ面リリー
4. Voyage
5. Pregado
先行配信シングル「Mr.&Ms. Boring」を含む、
ぶっとびパーティーチューンが5連発!!
エレクトロ、グランジ、何でもありの昇天必至片道チケット!
全5曲入りミニアルバム。
※当商品はタワーレコードの以下の店舗とTOWER ONLINE、LIVE会場でのみ取り扱っております。
【取扱店舗】
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『Gyao!Gyappy!!Gyapping!!!』セルフライナーノーツ
●KANZEN Wo Ai Nii!!
歌詞を作るのに一番難儀した。プロデューサーのwtfとのやりとりの中で初めて取りかかった作品。初めは日本語で英語っぽく聴こえるものだけ使って作ろうと思って取りかかったけど、1音に1つの意味が生まれる英語の便利さと音感の良さに抗う理由を最早見つけられず、とにかく音感のいい言葉を外国語日本語関係なく探していった。結果、始まるか始まらないかが微妙なラインの、淡い恋愛ソング的なものになっていた。ギターのリフとトラック数の多さ(90トラック)が自慢。
●Mr. & Ms. Boring
トラックを聞いたときに、フックとなる”o-ooh-”のメロディーが浮かんで、それを中心に作っていった。”bomi”でする音楽の根幹(ユルくてポップでなんかかっこいい)みたいなものを表現したかったし、それが出来た作品だと思っている。最後の”yes!!”が好き。(理由はないけど、なんとなく)こないだ久々にカラオケに遊びに行ったときに、友達がspicegirlsのWanna be歌ってる姿を見て、パーティーソングとかにもなりそうだなぁと思った。
むしろカラオケで歌唱希望。
●泣きっ面リリー
地震があって、世界中の価値観がまるで一転してしまったような気がして、戸惑っていたときに作った作品。今の世の中に対してヤサグレた感じと、未来に希望を少々。泣きっ面リリーは、子供の頃の自分を指すようでもあり、どこか知らない国の、或いはとても身近にいる女の子でもあり得る。聴く人にとって優しくそっと隣に寄り添うような曲になればいいなと思った。「いつかはわかるよ 涙の理由なら」 が全て。
●Voyage
パイレーツロックという映画を見終わった後に、この曲のことが浮かんで、Voyageというタイトルをまず、決めた。ABメロは、トラックにハナモゲラで歌った時からもう音感でハマる言葉があったので、それをベーシックに。全体的には、他の曲に比べてすごくメッセージ性が強いと思うし、その大部分は自分に向けられたもの。旅になぞらえた曲って、普通は「心の地図を片手に、まっさらな海をいざ進もう!みんなで!」みたいなものが多いと思うんだけれど、それじゃへそ曲がりの私らしくないなと思った。で、「沈む船だろうが 諸共行こう」が、私。織田信長とか昔の武将達が「ホトトギス」で句を詠んだのと同じような、私なりのVoyageが出来たと思う。
●Pregado
トラックを聴いたときに、全然違うリズミカルなメロディーが最初は乗っていたのだけれど、なんか、このトラックの雰囲気を大切に、祈りみたいな、おまじないみたいな曲にしたいなと思って。wtfにそれを伝えて、メロディーをもっとシンプルに作り変えた。”eins zwei twilight”は、私の中のおまじないであり、教訓みたいな感じ。悲しみも、喜びも、痛みも、名声も、全て消え行くものである、というような。忘却こそが私たちに与えられた恩寵、というのに近いかもしれない。それこそが救いでもあり、むなしくもある、そんな真実。