1. ヴォルフ:イタリアのセレナード ト長調(1886)
2. ベルク:弦楽四重奏曲 Op.3(1910)
3. シェーンベルク:浄められた夜 Op.6(1899・弦楽六重奏版)
☆ノーラ・チャスティン(2ndva)、トーマス・グロッセンバッハー(2ndvc)
[録音:2000年5月26−28日・1999年11月29−30日 2. 、スイス、ラ・ショー・ド・フォン、ムジカ・テアトル]
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弦楽合奏で聴かれることの多い、《浄められた夜》や《イタリアのセレナード》を、カルミナ四重奏団ならではの精緻を極めるアンサンブルが、オリジナル編成のもつ透明さ・精妙さを際立たせて描きあげます。シェーンベルクの甘美な美しさとうねるような情念の渦、ヴォルフの明るい諧謔、ベルクでの厳しい怒りと挑戦を、それぞれに徹底的に踏み込んで表現。凄みすら感じるカルミナの世紀末ウィーンの代表作です。