1.宿屋の富
江戸は馬喰町の旅籠屋に泊まった田舎者。自分は大金持ちで、千両箱が蔵に山のようにあるなどとホラを吹きまくる。そのために宿屋のあるじに富籤を買わされ、なけなしの一分を取られて一文なしになってしまった。
2.らくだ
暴れん坊でみんなから嫌われているらくだと渾名される男が、ふぐに当たって死んだ。みんな大喜びだが、このらくだの兄貴分という男が来て、長屋の者に葬式の準備をさせる。品物を持って来ないと、死人にかんかんのうを躍らせるとおどかされて……。
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初めて落語を聴く方にも、落語通の方にもお薦めの決定版!!
解説:保田武宏
イラスト:針すなお
題字:橘右之吉