■第三十一集
1.四宿の屁
品川、千住、板橋、新宿の宿場女郎の特徴を、おならで表現した噺。新宿で女郎が布団の中でプッとやった。寝てる客に「今の地震知っていた?」客は「屁の後か?前か?」
2.三国誌
中国の三国志が舞台。曹操の客の関羽が、敵の豪傑二人の首をあっと言う間に討ち取った。驚いた曹操に関羽は、「オレよりも、舎弟の張飛のほうが強い」と嘘をついたので…
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十一)上方の噺家との出合い
■第三十二集
1.肥瓶
兄貴分の家見舞いに水がめを買いに行ったが、まるっきり金が足らない二人組。店の主人が「五銭でいい」と出したのが、肥がめ。仕方なくそれを洗って持っていったが…
2.三人息子
商家に三人の放蕩息子がいた。毎晩家をあけるので父親が意見をして、三人兄弟はおとなしく二階で寝ることになった。やがて長男は、昼間頼んであった梯子から外に出る。
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十二)上方落語四天王−松鶴・米朝・春團治・文枝−
■第三十三集
1.三人無筆
熊さんと甚兵衛さんが葬式の張つけを頼まれたが、熊さんは一字も書けない無筆だった。満座の中で頼まれたので断るわけにもいかず、家に帰って女房の知恵を借りる。
2.辻八卦
トンチと洒落で当てている易者に、芝居好きの男が忠臣蔵の五段目をすっかり話し、「この定九郎は、何に生まれ変わったか?」と尋ねる。易者はトンチで答えるが…
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十三)桂枝雀のこと・その一
■第三十四集
1.徳ちゃん 爆笑王の系譜(一)
寄席での落語家の生活を面白おかしく解説する枕から、“徳ちゃん”と呼ばれる芸人と連れ立って吉原に繰り出す様子、安い女郎屋で散々な目に合う爆笑イリュージョン。
2.兵隊 爆笑王の系譜(二)
「下士官の側ゆきゃ、めんこ臭い…」落語家出身の二等兵が、鼻歌で都都逸を歌いながら靴を磨いていると、上官がやって来て「今のをもう一度演れ」と命令されるが…
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十四)桂枝雀のこと・その二
■第三十五集
1.純情詩集 爆笑王の系譜(三)
「まず、歌笑であることを証明する。生まれた時、わが顔を見てニワトリ、『滑稽―、コッケイー』と鳴きぬ。歌笑純情詩集より」落語に文学的な表現を取り入れたネタの噺。
2.三平落語 爆笑王の系譜(四)
「もー、大変なんですから!だんだん前に出て、落っこちたりして、落伍(落語)者なんて!」往年の林家三平の爆笑漫談を、談志的な解釈を加えて現代風にアレンジした噺。
3.紀伊国屋文左衛門 船出
季節外れの嵐のために船が出ず、鞴祭りが近づいた江戸では供え物の蜜柑が不足していた。紀伊国屋文左衛門は、蜜柑問屋と船頭を説得して、蜜柑船を出そうとするが…
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十五)同世代の上方の噺家たち
■第三十六集
1.牛ほめ
家を新築した伯父さんから小遣いをせしめるために、与太郎が父親から褒め言葉を教わる。なかなか覚えられない与太郎のために、父親は褒め言葉の書付けを持たせるが…
2.新・四季の小噺 新春編
「日本人にとって正月とはどういうものか?」アカデミックな話題から、八代目桂文楽と過ごした正月の思い出まで、新春に関する小噺とジョークを集大成させた「四季の小噺」決定版!
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十六)若手の上方の噺家たち
■第三十七集
1.峠の茶屋
田舎の山歩きに来た都会の会社員。立ち寄った茶店のお婆さんが、昔東京に遊びに行き浅草の十二階に驚いたという話を聞き、驚かせようと海外のビルの高さで嘘をつく…
2.新・四季の小噺 春編
江戸に花見の小噺は余りない。そこで、象、駱駝、ライオン等の猛獣から、イヌ、オウムなどのペットまで、動物ジョークを大連発する。最後は雛祭りでしめる春編の小噺。
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十七) 夢路いとし・喜味こいし
■第三十八集
1.幽霊の遊び
急死した熊公の弔いの後で、皆で吉原に繰り出すことになった町内の若い衆。そこへ、死んだはずの熊公が化けて出て、「俺も一緒に連れて行け」ということなったが…
2.新・四季の小噺 夏編
五月五日の子供の日のジョークから、梅雨の湿気の洒落へ続き、夏のカミナリの小噺が連発される。夏場の行水、海水浴など、艶っぽい小噺も満載された夏編の小噺集。
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十八)懐かしの上方漫才
■第三十九集
1.花筏
病気で伏している大関の花筏と容姿が似ている堤燈屋が、かわりに田舎に巡業に行くことになった。急病という理由で土俵に出ない約束だったが、千秋楽に素人相撲の王者・千鳥ヶ浜と取り組みをすることになってしまった…
2.新・四季の小噺 秋編
いきなり秋の童謡の替えエロ歌からはじまり、ブガチャカ節、秋田音頭から、御馴染みの春歌まで、艶笑小噺のオンパレードが繰り広げられる。
ボーナストラック:家元の芸人五十選(三十九)漫画トリオ
■第四十集
1.芋俵
泥棒の二人連れが店に忍び込むために、与太郎を芋俵の中に押し込んで、「少しの間、荷物を預かってくれ」と店の番頭に頼み、夜になったら中から戸を開ける算段をするが…
2.新・四季の小噺 冬編
季節感あふれる冬の落語の描写から、雪の小噺、夫婦の会話、娼婦のジョークを経て、大晦日の小噺へ。とりネタは、おたのしみ「アフリカン・ルーレット」のジョークを披露。
ボーナストラック:家元の芸人五十選(四十)中田ダイマル・ラケット
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