今年(2018年)で4回目の開催となる「かわさきジャズ2018」に、人気のバーチャル・シンガー初音ミクと巡音ルカが登場
illustration by Rella
© Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2018年11月11日にカルッツかわさきで開催される「Jazz, Anime & Internet Songs vol.1」と題されたライブは、ジャズ界のレジェンド、佐藤允彦率いるバンドメンバーによる生演奏と、初音ミクと巡音ルカの歌唱によるセッションが展開。最新のリアルタイムCGアニメーションシステムや、サウンドキャプチャシステムを使用した「リアルタイムセッション」となります。
この「リアルタイムセッション」は、2017年12月に行われたイベント「Yahoo! JAPAN Hack Day & 初音ミクリアルタイムセッション」で披露されたもの。あらかじめプログラミングされたパフォーマンスではなく、アーティストたちの生演奏に合わせ、初音ミクが舞台上でリアルタイムにパフォーマンスを行います。
今回のライヴではさらにパワーアップした演奏/演出を予定。
演奏曲はジャズのスタンダードナンバーから、往年のアニメソングのカバー、さらにボカロ人気曲などをアコースティック・アレンジで披露する予定。また本日、このライヴのキービジュアルが解禁。キービジュアルは人気イラストレーターのRellaが手がけ、当日は音楽や生演奏をイメージしたグッズも販売いたします。
LIVE情報
■Jazz, Anime & Internet Songs vol.1
佐藤允彦JAZZ BAND & VOCAL ENSEMBLE feat.初音ミク&巡音ルカ
日時:2018/11/11(日) 開場15:00 開演16:00
会場:カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)ホール
料金:S席¥5,500 A席¥4,500 B席¥3,500(全席指定・すべて税込)
主催:かわさきジャズ2018実行委員会/川崎市
共催:カルッツかわさき
制作:クリプトン・フューチャー・メディア株式会社/日本コロムビア株式会社
佐藤 允彦
ジャズピアニスト/作・編曲家1941 年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、米国バークリー音楽院に留学、作・編曲を学ぶ。帰国後、初のリーダー・アルバム『パラジウム』でスイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞。その後も数々のアルバムを制作し、国際的にも高い評価を得ている。1997 年に自己のプロデュース・レーベル〈BAJ Records〉を創設。その活躍はますます多面化するばかりである。1993 年より「ジャンル、技量にかかわらず、誰でも参加できる即興演奏」を目指すワークショップ【Randooga】を開始、フリー・インプロヴィゼイションへの簡潔なアプローチ法を提唱している。2009年〜2011年、東京藝術大学に【Non-idiomatic Improvisation】の講座を開設。
公式ホームページ
http://www.mmjp.or.jp/m_satoh/
初音ミク&巡音ルカ
「初音ミク(はつねみく)」「巡音ルカ(めぐりねるか)」はともにクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではヴァーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。「巡音ルカ」は日本語・英語歌唱に対応したバイリンガルソフトウェアとして、2009 年に発売されました。
公式ホームページ
http://piapro.net/