ピアノの吟遊詩人 村松 健が、暮らしと共にこの世に生み出してきたメロディーの数々。デビュー16年の彼自身が、今までの作品を取り上げて、改めてその演奏に取り組んだ。現在の村 健がプロデュースする村松健の世界。この世に生まれて幾たびの季節を重ねた珠玉のメロディーたちが、色あせることなくストレートに心に語りかけ、新しい魅力を振りまく。初めて村松のピアノを聴く人にはその心地好さを、ずっとそばにいた人には成長し続ける村松健を、確かに感じてもらえる。
現在放映中の「鎌倉街道夢紀行」のテーマ曲「失われたみち」(書き下ろし作品)を含む13曲。聴きながら、自分をとりまく人や自然や時間と向き合おう。ほっとしたり、つらかったり・・・でも、もう一度スタートラインに立つ勇気が出てくる。