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1.さくら(さくらさくら)
(日本古謡/寺嶋陸也・編曲)
2.さくら横ちょう
(加藤周一・詩/中田喜直・曲)
3.たんぽぽ
(三好達治・詩/中田喜直・曲)
4.サルビア
(堀内幸枝・詩/中田喜直・曲)
5.わらい
(金子みすゞ・詩/中田喜直・曲)
6.林檎の花が降りそそぐ
(城左門・詩/宅孝二・曲)
7.びいでびいで
(北原白秋・詩/平井康三郎・曲)
8.平城山
(北見志保子・詩/平井康三郎・曲)
9.花のまち
(江間章子・詩/團伊玖磨・曲)
10.舟唄−片戀−
(北原白秋・詩/團伊玖磨・曲)
11.紫陽花
(北山冬一郎・詩/團伊玖磨・曲)
12.蝶
(紫野京子・詩/寺嶋陸也・曲) ※新曲
13.挿木をする
(中野重治・詩/林光・曲)
14.春がすみ
(まど・みちお・詩/山中惇史・曲)
15.落葉松
(野上彰・詩/小林秀雄・曲)
16.風をみたひと
(クリスティナ・ロゼッティ・詩/木島始・訳詩/木下牧子・曲)
17.揺籠のうた
(北原白秋・詩/草川信・曲/寺嶋陸也・編曲)
18.いつもの子守歌
(別役実・詩/池辺晋一郎・曲)
19.ウムプリ ヤーヤー
(原詩:オロッコ族伝承詩/伊福部昭・曲)
20.祖母の子守うた
(江間章子・詩/林光・曲)
21.星の旅
(谷川俊太郎・詩/寺嶋陸也・曲)
22.歌ごえはささやく
(中村千栄子・詩/湯山昭・曲)
23.あしたのうた
(宮本益光・詩/加藤昌則・曲)
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幸田浩子(ソプラノ)
寺嶋陸也(ピアノ)
[録音:2023年7月3-5日、浦安音楽ホール コンサートホール]
うたもまた生まれ、育まれ、慈しまれ、時代を越えて歌い継がれる
1曲1曲に全身を委ね、繊細な表現で歌の花々を咲かせるソプラノ幸田浩子の「日本のうた」のアルバム第3弾。
日本のうたを知り尽くした作曲家でありピアニストの寺嶋陸也と共に、2023年生誕100年を迎える中田喜直の日本を代表する歌曲から、今を生きる作曲家たちの歌曲まで後来に歌い継ぐべく日本のうたを全23曲収録。
短い歌曲に込められた郷愁や憧憬、自然への思いやり、慈しみの心を優しく歌い上げます。
親子三代で聴いてほしい我が日本のうた。
幸田浩子さんは、オペラ「鹿鳴館」、同「おしち」そして「シンフォニーIX」と、これまで3つの重要な拙作を歌ってくれている。日本語の歌唱に関して、作曲家として僕がいかに幸田さんを信頼しているかの証(あかし)だが、上記3作に共通して言えるのは、純な静けさと女性らしいうるおい、しなやかさというキャラクターである。決して、気負って肩肘張った女性ではない。今回リリースされるこの1枚のコンセプトと曲目は、まさに幸田さんらしさに貫かれている。加えて、やはり僕が常に瞠目を禁じ得ない我が友・寺嶋陸也君のピアノ。このCDは、多くの人々の心に真に優しく美しい心を届けるだろう。それこそ、幸田さんならではの音楽なのだ。 作曲家・池辺晋一郎 「いつもの子守歌」作曲 |
幸田さんによって選ばれた歌の花園に曲を手向けることを許されて、『蝶』をこのCDのために作りました。紫野京子さんの詩は、つねに生命と向き合っていますが、ここに咲きほこる歌のひとつひとつにも、蝶や花のように、そしてそれらよりも長く続くいのちが宿っていることを聴きとっていただけたら幸いです。 作曲家/ピアニスト・寺嶋陸也 (ブックレットより一部抜粋) 「蝶」「星の旅」作曲 |
表情豊かで、どこか子どもの純真さをも感じさせる幸田浩子さん、そして声と楽器(ピアノ)の境界線を自然に越えていくような佇まいの寺嶋陸也さん。こんな魅力のある曲だったのか…と自分で驚いてしましました。多くの方にこの素晴らしい世界をお届けできることを心から嬉しく思っています。 作曲家/ピアニスト・山中惇史 「春がすみ」作曲 |