サオリリス、夢眠ねむ(でんぱ組.inc)より、メッセージが届きました。

【メッセージ from サオリリス】
歌う言葉は可愛く甘く、音はピッと弾けてて、

空中分解ミュージックは、

まるでヘッドフォンから流れ込んでくる“こんぺいとう”☆

ほっぺイッパイほうばれば、リリカルマジカル超アガる！
キラキラ眩しくて、耳がっ...耳がぁあああっ！！(←いい意味で)

極上エレクトロバルス、ごちそうさまです☆

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【メッセージ from 夢眠ねむ】
当時、
あたしはメイドでぽこちゃんは王子だった。


秋葉原にメイドとして生息し、ヲタクカルチャーの魅力にどっぷりはまっていた。

ぽこちゃんは王子だから、
あんまりヲタクの女の子を見たことなかったんじゃないだろうか。たぶん。

王子とメイドだし。

そしてあたしは初めて"クラブ"というものをぽこちゃんを通じて知った。
こんな世界があるんだなぁ、とびくびくしながら、当時、電波ソングにしか興味のなかったあたしが"エレクトロ"というジャンルを知った。
キラキラで、魔法みたいな音。電波ソングくらい、魅力的に聴こえた。

その後エレクトロを知った普通のクラブは1回きりで、あたしはコスプレをして爆音のアニソンや電波ソングやエレクトロやハードコアを浴びる、ボーダーレスなアニソン"クラブ"パーティーしか行かなくなった。

ぽこちゃんにクラブを教えてもらったあたしはおかえしにアニソンクラブを教えた。

王子はすごく興奮していたように記憶している。



そして王子は歌姫を見つけた。
彼女は初音ミク。


ぽこちゃんの曲はミクの歌声でインターネットを駆け抜けた。


次は、王子はどんな歌姫を見初めるのだろう。

そう思っていた時、
ぽこちゃんの曲に新しい歌姫が舞い降りた。
彼女は"アンテナガール"

？…誰…？

電子の歌姫より体温を持って、しかし飄々と
空中分解のピコピコした世界をふんわりした歌声で飛び回る彼女。
アンテナガールの電波を受けとっちゃったら、もう、
きっと空中分解王国から抜け出せなくなっちゃうくらい
ぜんぶきらきらあまあまどきどききらーちゅーん。
いつのまにか、あたしもアンテナガールにロックされていた。

あたしはもうメイドじゃないけれど、
ぽこぺん王子の空中分解王国にこれからも遊びにこようと思う。
入国するたび違う景色を見せてね、王子。


もうお姫様ってかアイドル
夢眠ねむ(でんぱ組.inc)