1.銀色オリエント
2.紅い幻〜澳門ファサード
3.暗いはしけ
4.占星術〜プロローグ・長耳の星占師〜
5.アルファマの情事
6.マンドリン酒場の夜〜「トレモロ兄弟。」のテーマ〜
7.黄昏のビギン
8.丸目の星占師
9.水都ワルツ〜天神橋花供養〜
10.花だより〜ぶうげんの唄〜
11.お聞き子供たち
12.赤鼻の星占師
13.花降る午後のマンドリン〜祇園にて〜
14.桜ララバイ〜東京カーボ・ヴェルデ tokyo cabo verde〜
15.ファディズム〜ぽるとがる幻想II〜
16.晴れたらおいで〜ただいま自分。そして、サウダーデの彼方に〜
17.菫kawaii
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マリオネット2年半ぶりのオリジナル・アルバム! 前作「ヱグゾチカ・ドラマチカ」でかいま見えたマリオネット・サウンドの進化が、本作ではさらに明らかになった。
《大航海シリーズ》最新作「銀色オリエント」、マリオネットならではの不思議世界「占星術」等の従来路線の進化に加え、マンドリン・カルテット編成の「花降る午後のマンドリン」等、多重録音による録音ならではのサウンドアレンジの進化、そして歌詞もある「紅い幻」「花だより」「お聞き子どもたち」「桜ララバイ」は、前作に収録された「唐街雨情」「舞い落ちてきた天使」の世界を引き継ぎ、インストゥルメンタルにとどまらない歌の世界とのクロスオーバーへの志向をより鮮明にしている。ポルトガルギターやマンドリンといった楽器の音色・アンサンブルの魅力にとどまらず、従来から評価の高かったメロディーメーカー・サウンドメーカーとしての魅力がより前面に出た作品にもなっている。
曲目解説:湯淺隆
2008年8〜10月録音