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1-4.ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
5.カプースチン:ニアリー・ワルツ Op.98
6.カプースチン:エレジー Op.96
7.カプースチン:ブルレスク Op.97
8.ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43より 第18変奏 (ジュリアン・ジェルネ/宮田大 編)
演奏:
宮田大(チェロ)
ジュリアン・ジェルネ(ピアノ)
録音:
2022年4月19-21日 ハイスタッフホール(観音寺市民会館)【香川県】
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私にとって多くの思い出があり、1番愛するチェロソナタである、ラフマニノフのチェロ・ソナタを収録しました。毎回演奏する度に涙が溢れる曲です。この作品には、まるで、凍える寒さの中、「孤独」に耐えている時に、マッチ残り1本を擦り小さな炎が現れ、その小さな炎でも「心から暖かい、嬉しい、幸せ」と感じる気持ちが表れているように感じています。美しいメロディの中に哀愁さが見え隠れする、唯一無二の魅力を持つ名曲です。また、ジャズピアニストでもあったカプースチンが作曲したチェロとピアノのオリジナル作品も取り上げています。 11月には、私が長年信頼を寄せる最高のピアニスト、ジュリアンさんと久々にツアーを開催します。アルバムの楽曲を生演奏でお楽しみ頂ける機会ですので、是非会場に聴きにいらして下さい! 宮田大 |
久々の宮田大さんとの演奏、そして日本のみなさんにお会いできることを、大変感慨深く感じています。コロナ禍を経て再び宮田大さんとの共演が実現したこのアルバムは、私たち二人にとって大事なプロジェクトであり、ツアーでみなさんに披露できることが楽しみです。 プログラムには、ロシアロマン派の名作に加えて、ジャズの影響を受けた音楽を取り上げおり、幅広い演奏スタイルや、多彩な表現を感じて頂けると思います。ラフマニノフとカプースチンは、どちらも偉大なピアニストであり、ピアニストにも多くのものを求められますが、それゆえにとても演奏がエキサイティングな楽曲であり、レコーディングは楽しさと喜びにあふれたものでした。レコーディングチームのみなさんの厚いサポートに感謝しています。 この困難な時代において、いかに私たちにとって音楽が大切な存在か、ということを実感しています。日本のみなさんと会場でお会いし、素晴らしい瞬間を共に分かち合えることを心待ちにしています。 ジュリアン・ジェルネ |