moonridersmoonriders 30th Anniversary Live!

DISCOGRAPHY ディスコグラフィ

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moonriders 30th Anniversary Live!

[BD] 2009/11/18発売

moonriders 30th Anniversary Live!

COXA-1003 ¥7,480 (税抜価格 ¥6,800)

【ブルーレイディスク】
  • 1.FROU FROU

  • 2.30[#]

  • 3.B TO F(feat. 青山陽一)[#]

  • 4.青空のマリー (feat. サエキけんぞう)

  • 5.ボクハナク(feat. 直枝政広・大田譲)

  • 6.工場と微笑(feat. 直枝政広・大田譲)

  • 7.MY NAME IS JACK (feat. 野宮真貴)[#]

  • 8.スカンピン(by 曽我部恵一)

  • 9.大寒町(feat. あがた森魚)

  • 10.赤色エレジー(feat. あがた森魚)

  • 11.塀の上で(feat. 遠藤賢司)

  • 12.くれない埠頭(feat. PANTA)

  • 13.9月の海はクラゲの海(feat. 高橋幸宏)

  • 14.冷えたビールがないなんて[#]

  • 15.BEATITUDE[#]

  • 16.DON'T TRUST ANYONE OVER 30

  • 17.ACID MOONLIGHT[#]

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[#]印は『30th Premium BOX』のDVDには未収録の楽曲です。

30周年記念DVD-BOXに収められた曲目に、今回新たに楽曲を追加。
HD撮影による高画質、5.1chサラウンドによる高音質が、ブルーレイ化によって、格段にグレードアップ!

日本のキング・オブ・オルタナティヴ・ロック“moonriders”が、結成30周年を記念して、バンドゆかりの数多くのゲスト・アーティストを招いて、2006年4月に日比谷野外音楽堂で行った“30th Anniversary Live ”の模様を、高画質/高音質の“Blu-ray”でリリース!


2009年作品 96分収録
片面2層 MPEG-4 AVC
Color 16:9/1920×1080/59.94i Full Hi Definition
音声1:STEREO/リニアPCM(48KHz/24bit) 音声2:5.1chサラウンド/DTS HD


MOONRIDERS 30th Anniversary Live

2006年4月30日の日比谷野音。
映画「マニアの受難」用に収録したライブ映像がこのタイミングでBlu-rayになった。それも100分弱の長さに対して2層!これはもうマスター・テープだ。
今回エンジニアの笹原氏が時間をかけてミックスしなおした音は、ステレオが24bit、48kHz。サラウンドもDTS-HD。
CDのフォーマットが16bit、44.1kHzであるから、大変な高音質である。もちろん映像も撮影時のクオリティーを十二分に再現している。
スクリーンで観ることが前提であったので、所謂デジタル・シネマ用のフォーマットである24コマのプログレッシブHDで撮影している。少し専門的な話しになるが、所謂音楽のHD映像ソフトとして流通しているものは、テレビ用のフォーマットであるインターレス撮影のものが多数を占めている。
撮影時がインターレスだと質感が全く違う。ぼくはフィルム好きで、中でも“銀残し”系が好みであるため、インターレスで撮影されたものは苦手であった。プログレッシブというフォーマットが登場してようやくフィルム以外で映像を作りたいと思うようになり「マニアの受難」他の製作に勤しむようになった。
さらにいうとプログレッシブでも30コマではなく24コマ。大雑把にいうと一コマ一コマの残像感が違っていて、それが動画になった時に、どちらが心地良いか?という話しになり、もちろん、撮影時のカメラの動かし方や調整の仕方も違ってくる。詳細は長い話しになるので別の機会にと思うが、共感戴ける方も多いのではと思う。
Blu-ray用にデータを変換する作業も、今回、長い時間をかけ、非常に丁寧な仕事をして戴いた。
まだまだ製品化にお金がかかるにもかかわらず、いち早くBlu-ray化ができて喜ばしい限り。これはライダーズだからこそ可能だったと思う。この機会に再度「マニアの受難」も合わせてご覧いただければ、ディレクターとしてこれ以上の喜びはありません!
白井康彦