NORISIAM-XBrave New World

1. Evolution-X 2ヴァース物の“イントロ”的オープニングトラック。やがて蝶となり羽ばたく“主役”が冬の時代を切々と語るVIBES重視の一発録りのヴァースと、一人多重コーラスの対比をお楽しみあれ。
2. Brave New World アルバム・コンセプトを集約したタイトルトラック。“日々新鮮な気持ちで生きる”ことをモットーとする彼女の偽らざる気持ちがロック調のトラックとリンクしたイチオシ楽曲。P.Vにも注目。
3. Mr.Destiny “運命のヒト”と信じた彼氏とのデートの過程を克明に綴った“オンナの本音”的リリック。スムーズなラップとブリッジでのレゲエDeeJay風のチャット、そしてムーディーなコーラス、とこれ全部“彼女”の仕業。
4. If I….feat.JAY'ED 「あの時、そのシグナルに気付いていたのなら…」と回想する失恋ソング。フィーチュアリング・シンガーはD-ST..期待の大器ジェイド。そのナイーヴな歌声が生きたメロウな展開と“主役”のつぶやき…。“切ない…”とはこういうことさ！
5. FYI−レシートと釣り銭− 一転してダークサイド全開。タイトルはFor Your Information(=言わしてもらうけど…)の略語。Ms.Harder路線のキャラで通すNORISIAM-X曰く「こんなオンナにダマされんよーに！」つまりこれは同性の視点から歌った“警告ソング”。
6. Dream Maker−彼女の場合− 幼い頃に描いていた夢と、現実のギャップを埋めるようなBrave Story。「何事もやってみないとわからない」という彼女の信念がここでも実を結んでいるのは言うまでもない。トラックもかなり勇壮。
7. EX.Girlfriend “元カレ”の記憶を今だ消せないでいる女の子のビューティフル・ストラグル。「今、どうしているんだろ?（ボォーッ）」から「私の方が絶対幸せになってやる!(キリッ)」という心の動きを感じて頂きたい。
8. Spotlight Kid feat.4WD, JAZZY BLAZE D-ST.ENT.FAMILYより、同じく“ピン(=ソロMC)”の4WD、JAZZY BLAZEを招いてのハードなマイク物。“男だらけの寒中水泳”的現場で同じルール(マイク一本)で張り合ってきた彼女のステージ度胸を見よ!
9. Unwritten−予定は未定− 夜な夜なクラブに出没するセクシーで謎多き女=キャンディー役を演じるNORISIAMと、D-ST.きっての“第一印象最悪コンビ”WOLFPACKの初コラボ。ピンヒールで踏まれて悶えるヨロコビ組=WPのまるでストーカーな歌詞は失笑モノ?だが対する彼女=キャンディーもケッコー猟奇的。
10.X-T-C−緑の光線− 表向きは“レディコミ顔負けの”エロティックなベッドトークだが、その裏には“好きな人と一緒に見ると結ばれる”(緑の光線、のコト)という乙女チックな思いも….(少し!?)。3拍子のゆらぎ系ビートが誘う先は….?
11.Brave New World(Remix) feat.P-CHO from DOBERMAN INC タイトル曲のリミックス・ヴァージョン。NORISIAMの放つポジティヴ・ヴァイブスと共震共鳴したのはD-ST.の盟友P-CHO(DOBERMAN INC)。この2人の“まったく違和感を感じない”絡みが聴きドコロ。
12.Be Buttafly“長い夢”から醒めて、ようやく蝶となり自由に空を飛ぶ….という意のアルバムのアウトロ的トラック。“生き抜く術”を身につけた“彼女”の新たなる冒険はまたここから始まる….。