I Am What I Am 〜私はアタシ〜
2017/12/20発売 COCQ-85413 ¥3,000+税
聴くものの心を打ち、瞬く間に歌の世界に誘う、日本ミュージカル界の中心的存在の岡幸二郎。ミュージカル、コンサート、CM、TV、ラジオ出演のほか、コンサートプロデュースも行うなど、積極的に活躍の舞台を広げている。そんな円熟期を迎えている岡幸二郎が今回、歌い、表現するのは、女性が歌う、女性のミュージカルナンバー。
豊かな声量と圧倒的な表現力、艶のあるヴェルヴェットヴォイスで、劇中でヒロインたちが歌う女心を女性より優麗に、女声より深くセンチメントに歌います。
女性ナンバーを歌う岡幸二郎に魅了されるファンが多くいる中の待望のアルバムです。
【収録曲】
01.メモリー 『キャッツ』より
02.サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー 『クレイジー・フォー・ユー』より
03.私はイエスがわからない 『ジーザス・クライスト・スーパースター』より
04.オン・マイ・オウン 『レ・ミゼラブル』より
05.オール・フォー・ローラ 『ウーマン・イン・ホワイト』より
06.命をあげよう 『ミス・サイゴン』より
07.共にいてアルゼンチーナ 『エビータ』より
08.アイ・アム・ホワット・アイ・アム 『ラ・カージュ・オ・フォール』より
09.夢やぶれて 『レ・ミゼラブル』より
10.エニシング・バット・ロンリー 『アスペクツ・オブ・ラブ』より
11.トゥモロー 『アニー』より
岡 幸二郎(ヴォーカル)
ピアノ:妹尾 武(Tr-1,2,6,8,9,11)、藤満 健(Tr-3,4,5,7,10)
クラリネット:吉田 誠(Tr-1,11)、チェロ:西谷牧人(Tr-5)、ベース:一本茂樹(Tr-8,11)
コンサートやライブのプログラムに、アクセントとして女性の曲を入れると「岡さんの歌う女性の歌、いいねぇ」と言われる事が度々あります。
そんな中、ミュージカルの中で生きる女性の曲にスポットを当てたCDを作りたいとのお話が舞い込み、“振られた話は乗ってみる、来た波には呑まれてみる”の精神で、二つ返事で引き受けました。
沢山の作品からどうセレクトしようと考えた時、先ず「私が参加した作品から」「キャラクターに共感できる」「楽曲に魅力を感じる」この三点を念頭に置こうと思いました。
そして選ばれたのがここに並んだこの魅力的な楽曲の数々。
今回はテイストの違う妹尾武さんと藤満健さんにアレンジをお願いし、西谷牧人さんのチェロ、一本茂樹さんのベース、吉田誠さんのクラリネットと共に、舞台と同じ様にやり直しの効かない一発録り!
其々の女性たちの気持ちが途切れる事なく、数分間のドラマを演じて(歌って)みました。
改めてそれぞれの曲たちに触れた時、何と激しく、哀しく、強く、虚しく、そして愛おしく感じたか。
共通して言える事は「おお、何と美しい生き様!」。
作品の中で、客席で観て触れて来た女性達の生き様が、異性の私の身体を通してどう表現されるか。
私が其々のキャラクターを感じとったまま歌ってみました。
今の私にしか出来ない“アタシ”をお聞き下さい。岡 幸二郎 |