佐々木秀実インフォメーション

古関裕而作曲「菅平シーハイル」のMVを公開!!

「菅平シーハイル」は、昭和11(1936)年に古関裕而が作曲、「船頭可愛や」の高橋掬太郎が作詩しました。
最初は松平晃が歌い、昭和39(1964)年に神戸一郎と歌い継がれ、佐々木秀実が三代目となります。
シーハイルとはスキー愛好家たちが使う挨拶の言葉です。

佐々木秀実 / 菅平シーハイル

私は自分自身が信州・菅平高原の出身であることを、とても誇らしく思っています。

母方の祖父母の代から、私の家はあるのですが、音楽大好き、お祭り大好きの血は、菅平のおじいちゃん、おばあちゃんゆずりで、私を歌手として育ててくれたのも、祖父母、そして、周りに共に居てくれる菅平の皆さんの暖かさがなかったら、きっと私は歌手になっていなかったでしょう。

高校の時私は上京したのですが、一度だけ、ホームシックになり、菅平に帰った事があります。
一番叱ったのは、祖母です。
「秀実、ほんとに歌手になりたいんだろう？だったら東京で頑張りな。」

見えなくなるまで手を振っていた祖母の顔と、菅平を降りていくバスの中で流れていた、この「菅平シーハイル」の音が、それはそれは悲しく聞こえました。

あれから何十年。

菅平高原は、新幹線や高速の開通で、とても近くなりました。　

小さな町に、仲良しが沢山います。

それぞれ、ホテルや旅館、ペンション、飲食店、農業。
みんなみんな頑張っています。

夏になると、全国からラグビーをはじめスポーツ選手で賑わい、冬はマイナス20度を軽くこえる日も多く、髪の毛も凍るのですが、だからこそゲレンデの雪はサラサラ粉雪です。

新型コロナウィルスによって、この夏は全国の観光地同様、とても静かでした。
こんなに寂しい菅平も初めてでした。

我が家の馬刺し屋などは、夏は外までお客様が溢れ、それでも飲みたいと道路の縁石に腰掛け、学生は生ビールを飲むのです。そんな光景も、もちろんありませんでした。

合宿の観光地。というイメージですが、菅平は本当にいいところです。
山は美しいし、水は美味しいし。
何もなくても、「人の力」がある町です。

菅平が皆さんをお待ちしています！

どうぞ、これからもお越し下さいませ。
その時は「菅平シーハイル」をお忘れなく(笑)

菅平の老若男女、みんなが歌えるこの作品をずっとずっと残したい。

そんな思いでこの動画をつくりました。

出演して下さった菅平の皆さん。
出演していなくても、この動画を応援して下さった皆さん。
菅平を愛してくれる皆さん。
そして、ご覧下さった皆さん。

本当にありがとう。

ありがとう。

WE ARE スガダイラーズ！

佐々木秀実