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1.明け風
2.カナデウタ
3.ふるさとの空よ
佐賀県嬉野市市曲
4.散歩道
5.虹の鼓動
6.きみとみる月
7.からつ曳山囃子
8.オベールの祈り
9.椰子の実
10.望郷
11.想
12.<Bonus Track>
さくら色のワルツ ギターDuo ver.
「雨のち晴レルヤ」(ゆず)モチーフ曲
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作曲:佐藤和哉(Tr.7、9を除く)/全12曲 約50分
佐藤和哉は、日本の伝統楽器を用いて自身の心を表現する篠笛奏者である。
14歳の時に地元佐賀県のお祭り「唐津くんち」でお囃子を吹いたのが篠笛との出会いとなり、その後ピアノ、ギターなどの洋楽器を経て、改めて自身の原点を篠笛に見つけた。「一番伝えたいことはこころ、磨いた技巧ではなく、心を音に込めるのがすごく大事だと知った」と佐藤が語るように、自身の想いを歌として表現するうえで一番適していたのが篠笛であり、まるで歌うように楽器を奏でている。
佐藤の生み出す音楽は素朴で優しく、しかし芯がある。邦楽器を知らない子供から大人までもが親しめるメロディーが、心の中にすっと落ちてくるのが特徴的だ。懐かしさや温かさ、優しさが万国の共通のものであると感じることのできる、詩のないメロディー。
佐藤が表舞台に立つことになったのは、2013年NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌「雨のち晴レルヤ」(ゆず)にモチーフとして自身作曲の「さくら色のワルツ」が採用された時で、紅白にも演奏者として出演し、同作は14年日本レコード大賞 優秀作品賞を受賞することになった。そして15年にはユニクロの秋冬コレクションのCMにも起用された。
インディーズ時代に2枚リリースし、16年、アルバムのサウンドプロデューサーに前作まで手掛けていたKOHKIを迎え、いよいよ「フエウタイ」を携えて全国へと飛び立つ。
現代に生きる私たちの心に歌いかける全12曲の想いを篠笛に込める。