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1.私にいわせて
2.夜更けのロビイ*
3.あなただけを*
4.ひと夏の恋だった
5.蒼い月の光*
6.セロシャ・プルモーサ<CELOSIA PLUMOSO>*
7.夢はいらない<DREAMING TRUE LOVE>*
8.霧の夜のすすきの*
9.雨になりたい*
10.東京ミッドナイト*
11.夜にとけたい
12.知りすぎたのね
13.モーニング・ブルース
14.恋の鏡*
15.私はかもめ<KAMOME>
16.罪ある女<DEVIL OF BODY>
17.夏の女<SUMMER AFFAIR>
18.夏の夜のできごと<AFTER YOU’VE GONE>*
19.ブルー・モーニング・ブルース<BLUE MORNIN' BLUES>
20.雨の言葉*
21.ガラスの城*
22.甘い生活<HONEY LIFE>*
23.気ままに愛して<THE LOST GIRL>*
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*初CD化音源
モデル、女優として、そのフェロモン溢れるエロティシズムで男たちを虜にしてきた沢知美が発表した、16枚のシングルA面全曲を含む、全23曲(初CD化14曲)を最新マスタリングで収録!
沢知美は、1965年から66年にかけては中野味和子名義で、日活映画『高原のお嬢さん』『東京は恋する』『哀愁の夜』に出演するなど女優、ファッションモデルとしての活動を始める。
そして1967年5月、19歳のときに日本コロムビアから「私にいわせて/夜更けのロビィ」で歌手デビューを果たす。歌手活動もこのころからピークになり、結局1972年末頃に引退するまで、シングル16枚、アルバム2枚をリリースした。アルバム(『沢知美 魅力のすべて』『人の気も知らないで(COCA-71146)』)では既発のシングル曲に加えて、ムーディーなカヴァー曲が連なる様子を見ると、歌手・沢知美のポジショニングが見えてくる。独特の色気を感じさせつつ清楚感も兼ね備えた秀でたルックスとプロポーションもさることながら、安定した歌唱力を兼ね備えていなければ、こうした大人のムード歌謡は歌えまい。
約4年間に亘る歌手活動の中で突出したヒット曲こそ見られないものの、女性ポップス隆盛期において健闘を示した歌手のひとりといえそうだ。何より髪型やファッションセンスといったルックス面に関しては、当時の若手女性歌手の中でもずば抜けた存在であったことはレコードジャケットの変遷を見てもよく判る。雑誌でセクシーな肢体を披露していたのは現在のグラビアアイドルの先駆けであり、そのアダルティな雰囲気に男性ファンは魅了された。
本盤には1967年から1972年まで、コロムビアに在籍した歌手時代の発売シングル全16枚のA面曲と、これまで未CD化だったB面曲7曲の計23曲が収められており、全体の半数以上が今回初CD化となる。60〜70年代のジャパニーズ・ポップス、殊に女性ヴォーカルの愛好家にとっては極めて価値の高い沢知美コレクション。待望されて久しかった一枚ではないだろうか。
解説:鈴木啓之(アーカイヴァー)
〜THE DEEP歌謡コレクション〜
歌謡曲黄金時代に発表され、再評価の声が高いアーティストの未CD化の音源を中心に発掘。