シューベルト:
1.交響曲 第8番(第9番)ハ長調 D944 《グレイト》
オトマール・スウィトナー 指揮、ベルリン・シュターツカペレ
録音:1984年9月20〜24日
旧東ベルリン、キリスト教会
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ベーレンライター新全集に基づいた演奏。スケルツォはもとより、第1、第4楽章の反復も忠実に行っていますが、それでいて長大さを感じさせることのない緊張感のある好演です。スウィトナーがオーストリア人であり、ウィーン気質を持った指揮者だということを物語る演奏で、重厚堅固なドイツ音楽というよりも、きめこまやかで美しい音楽を作り上げている名演といえましょう。