◆シューベルト:「ます」五重奏曲などを収めた初の共演盤がレコードアカデミー賞(2008年度)を受賞するなど高い芸術的評価を得ている、田部×カルミナ四重奏団による、クラシックファン待望のニューディスクです。
◆スイス出身のカルミナ四重奏団は、精緻な職人的アプローチをとりながらも歌心豊かな音楽性が溶け合った見事なハーモニーを生み出す類稀なカルテットとして、いまや世界をリードする存在。
◆一方の田部京子は、2013年2月号のレコード芸術誌のリーダースチョイスの高評価(総合2位&4位!)が象徴するように、コアクラシックファンにおいては、近年ますます評価が高まっています。この共演第2弾となるアルバムは、田部の評価を更に引き上げる結果となること間違いありません。
◆採り上げられたブラームスのピアノ五重奏曲は、カルミナ四重奏団が1998年の来日公演の際に田部と初共演した楽曲。その後の蜜月的信頼関係の礎となったブラームス室内楽の傑作を、更なる高みで聴かせます。
◆2011年のカルミナ四重奏団の来日の機会に行われたレコーディングにおいて、ブラームスのロマン溢れる傑作を、まるで常設の五重奏団のような精緻なアンサンブルの上に繰り広げました。心からの共感を伴った熱さ深さの表現は生々しいほどに鮮烈で、目が覚めるような高音質録音と相まって聴くものを圧倒するでしょう。室内楽に馴染みのない方にも是非お聴きいただきたい、ブラームス室内楽の真髄を継承し新しい次元へと導く、圧倒的名盤の誕生です。