福島和夫:
1.鎮魂歌 (1956)
2.エカーグラ (1957)
3.《中有(ちゅうう)》よりの三つの小品 (1959)
4.冥 (1962)
5.伽陀迦盧那(かだかるな) [第2ヴァージョン] (1962)
6.春讃 [改訂版] (1969/1977)
★ロバート・エイトケン(フルート)、高橋悠治(ピアノ)[2,3,5]
録音:1977年11月11〜12日
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東洋的な感性をもってフルートの未知の領域を切り拓いた福島和夫の秀作6篇を収録。
音楽学者としても日本や東洋の伝統音楽の研究の分野で知られる福島和夫(1930年〜)は、作曲家としては、東洋的な独特の響きを湛え、フルートの未知の領域に踏み込んだ意欲作を多く発表してきました。本ディスクには、現代のフルート音楽の中でも例外的に演奏頻度の高い代表作の「冥」、ストラヴィンスキーによって絶賛された「エカーグラ」、ほか4作品を収録。演奏は、カナダ出身で、作曲も能くする現代音楽のスペシャリスト、エイトケン。わが高橋悠治とのスリリングな交感も聴きものです。