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1.バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第2組曲 I- 夜明け
(モーリス・ラヴェル/仲田守・編)
2.バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第2組曲 II- 無言劇
(モーリス・ラヴェル/仲田守・編)
3.バレエ音楽《ダフニスとクロエ》 第2組曲 III- 全員の踊り
(モーリス・ラヴェル/仲田守・編)
4.ラ・ヴァルス(モーリス・ラヴェル/天野正道・編)
5.交響詩《ドン・ファン》 作品20
(リヒャルト・シュトラウス/大橋晃一・編)
6.歌曲集より
I- 献呈 作品10の1
(リヒャルト・シュトラウス/大橋晃一・編)
7.歌曲集より
II- 明日の朝 作品27の4
(リヒャルト・シュトラウス/大橋晃一・編)
8.歌曲集より
III- 万霊節 作品10の8
(リヒャルト・シュトラウス/大橋晃一・編)
9.楽劇《サロメ》より 「七つのヴェールの踊り」
(リヒャルト・シュトラウス/仲田守・編)
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東京佼成ウインドオーケストラ
指揮:金聖響
ライヴ録音:
2012年2月24日、東京文化会館、東京佼成ウインドオーケストラ第111回定期演奏会(ラヴェル)
2013年2月22日、東京芸術劇場、東京佼成ウインドオーケストラ第114回定期演奏会(R. シュトラウス)
[96kHz/24bit録音]
吹奏楽であることを忘れさせる画期的な名演。
陰の課題曲「ダフクロ」「サロメ」と、優れた新編曲によるラヴェル&R. シュトラウス。
東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の定期演奏会ライヴ・レコーディング・シリーズの第4弾。第3弾として1月に発売になる吹奏楽オリジナル作品集「オセロ/吹奏楽のためのカプリス」と対になるクラシック・アレンジ集で、金聖響指揮による2つの定期演奏会から、それそれでプログラム後半に演奏されたラヴェルとR. シュトラウスの代表作を1枚にまとめたものです。
良いものならどんな音楽でも貪欲に取り上げるのが吹奏楽の大きな特長であり、演奏するほうも聴くほうもジャンルの垣根を越えて楽しんでいます。アレンジものとオリジナルの間の敷居は極めて低く、本作のプログラムの中でも、「ダフニスとクロエ」や「サロメ」は、ほとんど吹奏楽オリジナルであるかのような定番曲として定着しており、全日本吹奏楽コンクールの自由曲ランキングのトップ3に入る、「陰の課題曲」的な人気を誇っています。あとの「ラ・ヴァルス」「ドン・ファン」「歌曲集」も、今後のスタンダードとなるような優れた新編曲版で演奏されています。
演奏は、吹奏楽の表現の地平を大きく広げる画期的なもので、とくに「ダフクロ」は、極め付きとされるフランスのギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の牙城を脅かすのではないかと思えるほどです。
※それぞれの定期演奏会の前半に演奏された吹奏楽オリジナル作品をカップリングしたCD
『オセロ/吹奏楽のためのカプリス』は2014/1/22発売です。