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1.時そば 2015年1月9日 横浜にぎわい座 *19分03秒
寒い冬の夜、調子のいい江戸っ子が担ぎ売りの蕎麦屋のどんぶりからつゆ、そば、中の具までをほめながら蕎麦を食う。さらには代の十六文を細かい銭で数えうまいこと一文をかすめてしまう。これを脇で見ていた間抜けな奴、「よし俺もやろう」と次の夜に出てきたが、やることなすことバカなはずれようだ。
まず知らない者はいない有名な噺だが、白酒の場合、二番目の蕎麦屋が登場するだけで笑えてきてしまう。
2.だくだく 2015年1月9日 横浜にぎわい座 *25分23秒
貧乏長屋に引っ越してきた八五郎、何も持たない一文無しだ。そこで知り合いの絵描きの先生に頼み、壁に豪華な家財道具を描いてもらうことにした。するとそんなこととは気づかず間抜けな泥棒が忍び込んだ。そして入ってみてその豪華さがすべて壁に描かれたものと知る。さてこの泥棒はどうするのだろう。
バカバカしいこととは知りつつもその気になるおかしさがあふれている噺だ。
3.あくび指南 2015年6月15日 横浜にぎわい座 *29分06秒
町内にあくびの指南所ができたと聞き、稽古好きのこの男はいやがる友達を付き添いにして訪れた。さて中で師匠に聞いてみると“あくび”にも様々な種類やレベルがあると知る。そこで一番簡単な“夏のあくび”を教わり始めてみたが、これがなかなかに難しい。
あくびの師匠がもっともらしく何種類かのあくびを大真面目に演じてゆくのだが、これがなんだか楽しげでいい。
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超刺激的マクラ炸裂!
やっぱり絶好調の白酒落語、怒涛の3席だ!
あの「時そば」で爆笑し、「だくだく」で落語的快楽を浴びる、そしてバカバカしさが爆発する「あくび指南」でトドメだ!