渡辺貞夫インフォメーション
バークレイ音楽院への留学を終えた渡辺貞夫が挑んだTAKTレコード、記念すべき第一作品。
日本のジャズLPとして初めてベストセラーとなり、渡辺貞夫の人気を決定づけた。
1.JAZZ & BOSSA / 渡辺貞夫
COCB-54251 / (1966年11月発売)
日本のジャズの出発点と言えるアルバム。スタンダードソングを集めたバラード集。渡辺貞夫が自由な音楽の幅をさらに広げ始めた。70年代のフュージョンブームの始まりを予見させるアルバム。
2.マイ・ロマンス〜サダオ・プレイズ・バラッド / 渡辺貞夫クァルテット
COCB-54252 / (1967年4月発売)
アジアン・ミュージックからの影響を随所に見せながら、緊張感あふれるソロを繰り広げる。バークレイ音楽院の先輩であり互いにリスペクトしあうチャーリー・マリアーノと渡り合ったリアル・ジャズ・アルバム。
3.イベリアン・ワルツ / 渡辺貞夫&チャーリー・マリアーノ
COCB-54253 / (1967年6月発売)
全曲ボサ・ノヴァ・ナンバーで構成されたコンサートの実況録音盤。
日本に「ボサ・ノヴァ」を広めたのはまさに渡辺貞夫の功績によることを確信させる。
4.ボサ・ノヴァ・コンサート / 渡辺貞夫
COCB-54254 / (1967年7月発売)
インド伝統音楽を題材としたチャーリー・マリアーノとのコラボレート作第3弾。
渡辺貞夫がワールドミュージックに開眼するきっかけともなった問題作。
5.ウィ・ガット・ア・ニュー・バッグ / 渡辺貞夫&チャーリー・マリアーノ
COCB-54255 / (1968年1月発売)
サンパウロきってのアルト奏者ジョセフ・フェレイラ率いるブラジリアン・エイトとの自身初のブラジル録音盤。
本場のリズム隊と繰り広げるボサ・ノヴァ・サウンド。
6.ブラジルの渡辺貞夫 / 渡辺貞夫とブラジリアン・エイト
COCB-54256 / (1968年11月発売)
渡辺貞夫、バート・バカラックとビートルズの楽曲のカバー集。
7.サダオ・プレイズ・バカラック・アンド・ビートルズ / 渡辺貞夫
COCB-54257 / (1969年3月発売)
ボサ・ノヴァ・コンサートの未収録曲集。
1967年7月4日 東京新宿厚生年金ホールでの実況録音盤。
8.ミュージック・ブレイク / 渡辺貞夫
COCB-54258 / (1969年6月発売)
チャーリー・パーカーを敬愛する渡辺貞夫が、彼の13回忌を偲ぶコンサートの追悼記念実況盤。
ゲストとして日野皓正氏も1曲参加している。
1969年3月15日 銀座ヤマハホールでの実況録音盤
9.チャーリー・パーカーに捧ぐ / 渡辺貞夫
COCB-54259 / (1969年9月発売)