アルバム
『起承転結15』
収録曲
- ことば
- 夜のしじまに
- かたすみで
- お前が好きだ
- ヤーヤーヤーヤーヤー
- 空と月
- 敢然・漠然・茫然
- 愛した日々
- 慕情
- 自由主義
- 友よ
- 今日は終らない
ライブCD
『弾き語りライブ』
CD2枚組
あの感動をもう一度、そこにはライブがあった
“松山千春コンサート・ツアー2018「弾き語り」”の全国18箇所22公演から厳選したライブ音源29曲を収録した2枚組CD。
別冊ブックレットにはこのツアーの全公演のセットリストを掲載した、ファン必見の商品!!
収録曲
- これ以上
2018/06/08(金) 名古屋センチュリーホール - あたい
2018/06/08(金) 名古屋センチュリーホール - 君のために作った歌
2018/05/22(火) 秋田県民会館 - もう一度
2018/05/10(木) 東京国際フォーラム ホールA - 初恋
2018/06/09(土) 名古屋センチュリーホール - 恋
2018/04/30(月) 新潟県民会館 - 電話
2018/06/08(金) 名古屋センチュリーホール - 燃える日々
2018/05/22(火) 秋田県民会館 - 網走番外地
2018/05/20(日) 荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館) - 風雪ながれ旅
2018/06/16(土) レクザムホール(大ホール)(香川県県民ホール) - 夢は夜ひらく
2018/06/09(土) 名古屋センチュリーホール - ネオン川
2018/06/19(火) 広島文化学園HBGホール - 虹と雪のバラード
2018/06/27(水) ニトリ文化ホール - 純 ~愛する者たちへ~
2018/05/29(火) 福岡サンパレスホテル&ホール - 愛って呼べるほどのもんじゃない
2018/05/09(水) 東京国際フォーラム ホールA
- 伝言
2018/05/02(水) 大町市文化会館 - 燃える涙
2018/05/09(水) 東京国際フォーラム ホールA - 私たちの望むものは
2018/05/10(木) 東京国際フォーラム ホールA - 生命(いのち)
2018/05/09(水) 東京国際フォーラム ホールA - ガリレオ
2018/06/21(木) 倉敷市民会館 - 生きている
2018/05/20(日) 荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館) - 途上
2018/06/19(火) 広島文化学園HBGホール - 真っ直ぐ
2018/05/20(日) 荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館) - 浜辺
2018/06/21(木) 倉敷市民会館 - 車を止めて
2018/05/31(木) 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) - 青春II
2018/05/22(火) 秋田県民会館 - 長い夜
2018/05/09(水) 東京国際フォーラム ホールA - 炎
2018/05/09(水) 東京国際フォーラム ホールA - 旅立ち RKB毎日放送 野見山實さんへ捧ぐ
2018/05/31(木) 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
ライナーノーツ
松山千春は「史上最強のフォークシンガー」である!
松山千春は「史上最強のフォークシンガー」である、と私は思う。
千春がデビューして45年間、私は取材を通して数え切れないほど話をさせてもらったが、千春は常に筋が通っていたように思う。そんなシーンが今、私の脳裏のスクリーンには鮮明に蘇っている
1977年、千春のデビュー曲「旅立ち」を聞いたときの印象は、まず声の良さにびっくりした。それとしっとりとした叙情的なメロディーが憂いをたたえていて、ジーンと胸にしみ入ってきた。正直言って、直感で「これはいける」と思った。そこで6月25日に発表される千春のファースト・アルバム「君のために作った歌」、シングル第2弾「かざぐるま」の宣伝用パンフレットに、「とんだ掘り出し者・松山千春」という推薦文を寄せたのだった。
〈(略)松山千春は、とんだ掘り出し者だった。彼のはじめてのソロ・アルバムをじっくり聞いてみて、私はそう思わざるをえなかった。〉
1981年、千春は「長い夜」を大ヒットさせた。それまでの弾き語りフォークからハンドマイクを持ってのロック色豊かなポップな曲に誰もが首を傾けたが、千春は意にかいさなかった。
「『時代をこえて』というアルバムはかなりポップな感じになっている。人はサウンド志向とみるかもしれないが、俺にとってサウンドはオカズでしかない。極端にいえば詞もオカズなわけよ。主食はあくまでハートね。歌はハートなんだ。音楽性を求めてサウンド志向に走るってよくいうけど、俺は違う。俺はあくまで人を対象にしているからね。歌を歌って人に聞かせたい。聞いてもらいたい。たとえ音楽的に未熟でもいい。とにかく聞いてもらいたい。それが俺の歌なんだ。プロだったら、歌いたいから歌う、歌ったら伝えたい。そう思わなくちゃ」
千春のアピールは常に本音だ。いつまで経っても、今でもよぶんな衣を纏う気配はみせない。こんな音楽の原点があるからだ。
千春は昭和30年12月16日に北海道足寄郡足寄町に生まれた。父・明さんが歌謡楽団のバンドマンだったこと。母・美代子さんが民謡好きだったことから千春も歌謡曲は好きでよく歌っていたという。そんな千春が小学校6年生のときに、強烈なフォーク体験をする。
「足寄公民館で岡林信康さんのコンサートがあったんだ。見に行ってびっくりしたね。生コンサート自体が初めてだったし、それまで俺が聞いていた歌謡曲とは異質な、なにか熱いものを感じたね。正直言って、最初は、何だこれ?と思った。どれひとつ聞いても世相を皮肉ってるし、恋愛を歌っても底に人生観のようなものが流れてきた。歌を聞いて自分なりに恋愛や生き方について考えたのは、あれが最初だった」
やがて足寄高校に入ると、今度は加川良の「伝道」という歌に出会う。この歌によって千春はフォークに完全にめざめる。高校1年のときは学園祭に飛び入りで出て、岡林信康の「私たちの望むものは」を歌い、高校2年の夏休みにはアルバイトして5000円のギターを手に入れる。歌で人を感動させることを知ったのもこの時代という。
高校時代の千春はまたバスケットの名手でもあった。
「歌で人を感動させることは、バスケットできれいなシュートを決めて人を感動させることに似ていた」
バスケットとフォークの高校時代。そして高校3年でバスケットをやめてしまうと、あとはフォークにまっしぐら。必然的にオリジナル曲も生まれてきた。後にデビュー曲となる「旅立ち」もそんな中の1曲だった。
「今、俺はこんなことを考えているんだ、って堂々と歌の中で訴えられた。そのときかな、俺自身、歌は俺の最も良い自己表現手段だと認識したのは」
千春の〈歌の原点〉はここにある。それは今も変わっていない。
1979年冬、千春の歌が生まれる〈原風景〉を体感した。
足寄町の千春の実家を後にして、千春と私とカメラマンの3人は、千春の運転で、千春の愛車に乗って一路札幌へと向かっていた。足寄を夕方たったのが運悪く、狩勝峠にさしかかったとき雪が降り出し、その雪は突然吹雪に変わっていた。
狩勝峠の雪は深く路面は凍っていた。ときおり対向車線上に来る大型ダンプカーのために、路上に積もった雪が吹き上げられ視界がさえぎられた。視界がさえぎられるたびに私は一瞬ぎくっとした。そんなことにはひたすら無頓着に千春は車をぶっ飛ばしていた。
「これくらいの雪なら大丈夫よ。もっとひどいとき、俺はいくらでも走っているんだから……。楽勝、楽勝、まあ、俺に命を預けて下さいよ」
そんな千春のジョークに力づけられながらも、私は助手席から身を乗り出して前方を見ていた。視界にダンプカーのライトが入って、ダンプカーが2台過ぎたなと思った。そのとき、突然、視界が雪で真白になりとぎれた。さすがの千春もブレーキを静かにふんで車を停車させた。目の前はただ雪で真白……何も見えなかった。正直言って、「これで終わりか!」と思った。
だが、ほんの数秒後、千春は何事もなかったかのような顔をして、雪路をなんと時速60キロでぶっ飛ばしていた。
「今、こわかったでしょう。死ぬかと思った?でもね、これが北海道の自然なんだよね。俺だって、こわいよ。でも、こわがっていちゃ、何にもできないのが北海道なんだ。足寄から札幌や富良野に出る場合、この峠をわたるしかない。だから、いくらこわくても行かなければならないんだ。それが北海道で生まれた者の宿命なんだ」
そんなことを言いながら、平気で車を飛ばしている千春を見て、こいつはどういう男だ?と思わないではいられなかった。と同時に、千春の歌の真髄がわかったような気がした。
千春の歌には、人生を応援する「人生応援歌」ともいうべき歌が多い。たとえば「大空と大地の中で」「歩き続ける時」など。これらの歌には強さとたくましさがある。やはりこれはきびしい大自然の中を毎日くぐり抜けている男の心情というものだということが、大自然のきびしさに身を置いて、初めて私にはわかった。千春の歌も、話もストレートだ。大自然に直面したとき、ただ考えることは、明日に向かってひたすら突っ走ることだけだ。よけいなことを考えていては、自然の毒牙にいつなんどきやられてしまうともかぎらない。北海道のきびしい大自然をかけ抜けて生きている男だからこそ、人々の胸を打つ「人生応援歌」を千春は歌えるのだ。松山千春の歌は北海道でなければ生まれえない。そのとき、そう思った。
あれから42年という年月が流れようとしている。2枚組CD「弾き語りライブ」を聴いていると、あのときのこんなこと、が走馬灯のように駆けめぐってくる。やはり、松山千春は「とんだ掘り出し者」だったのだ。だからこそ、常に千春は「史上最強のフォークシンガー」として存在し続けているのだ。私はフォークの従軍記者としてこれからも、この目で見、この耳で聴き、この心で感じたことを伝えていくつもりである。
弾き語りは究極、弾き語りは原点
松山千春はフォークシンガーだ。
フォークシンガーとは、フォークソングを歌う人だ。
フォークソングは、もともとは伝統的な民族音楽のことを総称する呼び名だ。日本の伝統的な民謡だって、言ってみればフォークソングということになる。
ただ、僕たちがフォークソングを語る時はちょっと違う。自らの想いを自らのメロディーにのせ、自ら歌う。そういう音楽が僕たちの中でのフォークソングだ。
僕にとってのフォークソングとの出会いは中学時代の「我が祖国」であり、「500マイル」だった。それらの歌には祖国への想いや反戦の魂が内在していた。
高校生になり友人とフォークグループを組んだ。その頃になると日本の若者の中から自分たちの歌が生まれていた。岡林信康や高石友也といったメッセージ性の強い関西フォークの流れがあり、次の世代では吉田拓郎、加川良らがその流れを引き継ぎ、かぐや姫らの叙情派フォークなる流れもでき、様々なバリエーションが広がり、ポピュラー歌手への作品提供を通じてジャンルを超えた交流が始まり、たくさんのフォーク発の大ヒットが生まれ、一大ブームとなっていくのだ。
松山千春はそんなフォークの流れの中に突然現れた。
その少し前に、僕は今の会社で音楽のヒット・ランキングの集計部員として中途採用された。大学4年在学中のことだった。
当時は、アイドル全盛期。ピンク・レディー、山口百恵、沢田研二といった面々がシングル・チャートを賑わしていた。
当時のランキング集計方法は、データ報告契約をしている全国のレコード店にジーコジーコとダイヤル式黒電話で電話をかけ、そのお店のベスト50の順位と枚数のデータを聞き取りメモをする。集まった個別データを電卓でまとめて全国推計にしていくという作業。毎週毎週レコード店から報告を受けるランキング情報は、時代の息吹を感じさせてくれ、報告を受けながら今週はいったいどんな歌手が、どんな曲が、現れるのかと、ドキドキワクワクしながら作業を行っていたものだった。
そして、それは1月末のことだったか。「さわだけんじ、やまぐちももえ」と言った耳なじみの名前が上位にいるのが当たり前の報告の中で、北海道だけで聞いたことのない名前が飛び出した。
「1位まつやまちはる」。
しかも、北海道の調査店のほとんどで、自分にとっては未知のその名前が1位という順位とともに電話口から聞こえてくる。
これには驚いた。
「一体誰なんだ? この女性は」というのが最初に名前を聞いた時の僕の反応。もちろん、その日中にその新人は男性だと知った。それからの彼の活躍は推して知るべし。松山千春は日本を代表するフォーク・シンガーとなっていくのだ。
さて、そんな松山が2018年に行った弾き語りツアーの模様が、ツアー全公演からセレクトされたベスト・ライブ集としてデビュー45周年記念日当日の2021年1月25日にCD発売されることになった。
全22公演をすべて収録し、その中から選んだベスト・テイク集になっているという。彼のフォーク・シンガーとしての気骨が、鬼気迫る歌声が存分にうかがえるモノになっていること間違いないだろう。
弾き語りツアーのきっかけになったのは、2016年8月8日に行われたデビュー40周年を記念する日本武道館での弾き語りコンサートだ。ここでの演奏がフォーク・シンガーとしての原点を思い出させてくれ、そしてツアーにまで発展したのだ。
彼のフォーク・シンガーとしての原点は足寄高校1年の時の文化祭でのフォーク・コンサートだ。文化祭の企画として、夜の中庭で行われた生徒出演のフォーク・コンサートに飛び入りの形で舞台にあがり、そして岡林信康の「私たちの望むものは」を歌い始めた。そこで突然のトラブルに見舞われる。歌っている最中に、いきなり照明のブレイカーが落ち会場が真っ暗になったという。でも彼はそこでひるむことなく歌い続けた。暗闇の中、彼の声にじっと聞き入る仲間たち。そして歌い終わった時に湧きあがった大歓声に震えた。その時の感動は僕たちには計り知れないものだったかもしれない。
武道館弾き語りコンサートを終えた後のインタビューで、「武道館のお客さんの大声援が15歳の時の自分の感動を思い出させてくれた。そうなんだよ、歌には力があるんだよってね」と語ってくれたが、まさに15歳の文化祭での弾き語りは、歌の力をまざまざと見せつけられた彼にとっての原点なのだ。
2018年の弾き語りツアーは人生の節目を通過しつつある彼にとっての原点の再確認であり、フォーク・シンガーとしての究極のステージとは何かを考えた時に、すべてをそぎ落とした形になったのは必然なのだ。
ギターを思い切り弾き、時に声を絞り出すように、時に心を震わせるように歌ったこの弾き語りツアー。そこには何も無駄なものはない。あるのは高校時代と同じ純粋な気持ちだ。
バンドを従えたステージでは感じられない緊張感も伴い、これぞ究極の松山千春のステージなのだと感じる。
フォーク・シンガー松山千春。今でも、そしてこれからも自分の信じる道を突き進む。このCDは彼のそういう意志の宣言書なのかもしれない。
CD6枚組
『松山千春コレクション「思い出」』
CD6枚組
松山千春自身がセレクトし構成した91曲のラブソング集。
●全曲最新リマスタリング音源
●歌詞、本人インタビュー含む128Pブックレット付
収録曲
- 愛は物語
- 星をかぞえて
- ラブ・ソング
- 北風の中
- 愛にまぎれて
- 愛は気まぐれ
- 忘れたい夜
- 夢をのせて
- 粉雪
- 夢の中
- 明日が見えない
- 6月の雨
- あの日のまま
- 愛って呼べるほどのもんじゃない
- 愛ははかなく
- 君の友達
- クレイジー・ラブ
- 写真
- あなたへの愛
- 星空
- 君は…
- 愛のゆくえ
- 愛されるまま
- どんなふうに
- 感じたくて
- 青い月灯り
- 物語
- 愛は…
- Good-bye
- 恋人達の季節
- マイ・ラブ
- 愛に近づいて
- バラード
- 君と愛のために
- SWAY
- それだけの愛
- センチメンタル
- 街の灯り
- あの頃
- 愛の嵐
- 恋愛
- 置き手紙
- 微笑
- 陽だまりの中
- BEST GIRL
- それも愛
- あの日
- 愛しい人よ
- 回想
- 愛し続けたい
- 夢の中でも
- 時計
- 愛を確かめる
- 吐息
- 心が痛い
- ひとり
- ジュテーム
- 愛よ永遠に
- 君は腕の中
- ひとりの部屋
- 心貴方色
- 雪化粧
- 今宵
- ため息をつかせてよ
- 愛という名の旅
- 君って何だろう
- 戻って
- 愛している
- 道
- 欲望の街
- 冬のアリア
- 白い雪
- 最後の涙
- 信号
- こもれ陽
- いつだって
- お願い
- 風になって
- 輝く時代(とき)
- 月あかり
- 恋よララバイ
- ひき潮
- ワンシーン
- 奪われてゆく
- 終わり無き愛
- 白い雪は
- ボサノヴァ
- 終結
- 冷たい雨
- 心の扉
- 伝えなけりゃ
通算80枚目のシングル
「かたすみで」
収録曲
- かたすみで
テレビ東京系列「開運!なんでも鑑定団」エンディングテーマ(2019年10月~12月OA) - お前が好きだ
- かたすみで(オリジナル・カラオケ)
- お前が好きだ(オリジナル・カラオケ)
アルバム
『起承転結14』
収録曲
- 歩き出してくれないか
- 生きて
- あの日の僕等
- 生活の中
- Look me
- 恋してた
- 真っ直ぐ
- 冷たい雨
- 今日を迎える
- 空
- ALL RIGHT
- 初雪
- 原風景
配信限定アルバム
『松山千春 ベストコレクション ~THE LATEST COLLECTIONS~』
収録曲
- 旅立ち
- 恋
- 季節の中で
- 君を忘れない
- 男達の唄
- 君のために作った歌
- 青春II
- 銀の雨
- 長い夜
- 人生の空から
- もう一度
- 良生ちゃんとポプラ並木
- 凡庸
- 純 ~愛する者たちへ~
- 東京
- ひとりじめ
- 炎
- 大空と大地の中で
5曲入りミニアルバム
『北のうたたち』
北海道命名150年にあたり、松山千春本人が選曲、カバーしたミニアルバム。
松山千春コンサート・ツアー2018「弾き語り」
2018.6.27 ニトリ文化ホール
収録曲
- 君のために作った歌
- あたい
- 銀の雨
- 恋
- 電話
- 燃える日々
- 純 ~愛する者たちへ~
- 伝言
- 網走番外地
- 風雪ながれ旅
- ガリレオ
- 生きている
- 途上
- 真っ直ぐ
- 青春II
- 長い夜
- 大空と大地の中で
- 炎
- エンディング
130分収録
1977年のデビューコンサート以来41年間を共にした「北海道の聖地」とも言えるニトリ文化ホール、閉館前のラストコンサートを映像化!