狼になったトッペイをテレビで見た国民はパニックに陥る。政府は緊急対策会議を開き、ロックの助言にそってバンパイヤ一族の制圧を決定する。ロックは狐に変身する気弱な男を繰って普通の人間と区別させ、対するバンパイヤ委員会をあおって革命斗争にかり立てる。

強硬弾圧に対し、バンパイヤ委員会は変身ゲリラ戦で闘う。収容所内のトッペイは額にVの字を押され、仲間達と島流しにされる事になった。人間狩り反対運動を起こしたミカ、森村、チッペイ達は護送車をパンクさせる。トッペイは狼の姿で逃げるが警官隊に追われ…。

トッペイの母が囮(おとり)として収容所から連れ出されたが、母も狼の姿となってトッペイと共に逃亡する。逃避行の間、危険を承知でトラックに乗せてくれた運転手や母の愛にふれるうち、トッペイの人間不信も変化する。一方チッペイ達は別府博士の研究所に隠れていた。

森村、チッペイ達の働きで無事救出されたトッペイは、開発中のヒューマン・Sの薬で額のVの印が消える。狼の姿で収容所に潜入したトッペイは捕われの仲間達に新薬を渡す。バンパイヤの印が消え、解放された彼らはロックの陰謀を糾弾し、森村もロックを追うが…。

熱海教授の整形手術によって別人のようになったロックは、原人達を手先に使って東京を混乱に陥れようとする。だがトッペイ達バンパイヤによって列車爆破等は阻止される。チッペイはロックに誘拐されそうになるが臭いで見破り、トッペイと共にロックを追う。

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