バレエ/ローラン・プティ振付作品
20世紀バレエの基盤を築いた 現代バレエの巨匠逝く 今年4月に公開された草刈民代主演の映画『ダンシング・チャップリン』の振り付けを担当するなど、日本のバレエ界とも深い関係にあったフランスのバレエ演出家、ローラン・プティ氏が逝去されました。87歳でした。 1924年にパリ郊外のヴィルモンブルに生まれ、16歳でパリ・オペラ座に入団。ダンサーとして活動中から振り付けを始め、20歳のときバレエ・デ・シャンゼリゼを創設して独立。その後、バレエ・ド・パリ、マルセイユ・バレエ団(後にローラン・プティ・マルセイユ・バレエ団に改称)を立ち上げる。フレッド・アステア主演の映画『足ながおじさん』を振付けるなど、バレエ以外の分野でも積極的な活動を行なった。代表作は「若者と死」、「カルメン」、「ノートルダム・ド・パリ」。ご冥福をお祈りいたします。 |
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![]() パリ・オペラ座バレエ 「クラヴィーゴ」全2幕(リイシュー)
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![]() パリ・オペラ座バレエ 「カルメン/若者と死」(リイシュー)
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![]() パリ・オペラ座バレエ 「ノートルダム・ド・パリ」全2幕(リイシュー) |
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![]() ミラノ・スカラ座バレエ団「こうもり」(全2幕)
倦怠期に入った夫婦はいかにして危機を乗り越えるのか?オペレッタとしてもお馴染みの「こうもり」が、鬼才プティの手で小粋でお洒落なバレエ作品になりました。夫婦役には演技派のアレッサンドラ・フェリと伊達男のマッシモ・ムッル。ルイジ・ボニーノ演じる友人もコミカルな演技で盛り立てています。 |