井上芳雄

Yoshio Inoue

Greenvilleグリーンヴィル

アーティストコメント

コトリンゴ

コトリンゴ

数々の名曲を歌って来られた井上さんのオリジナルアルバムのプロデュースを、というオファーは、恐れ多くもあり、とてもびっくりしました。 そして、身の引き締まる思いで、お手伝い出来ればと思い受けさせていただきました。 今回のアルバムのテーマは井上さんからいただきました。
いつも私たちが見ている、華やかなスポットライトを浴びる井上さんの内面にある、普段は光の当たらない部分を垣間見る様なテーマをいただき、お人柄の奥深さを感じることが出来る気がします。 そのテーマをそれぞれの作家さんにお渡しし、作家さんにその解釈もお任せして制作していただいています。
ディレクターさんや作家さん方と何度も打ち合わせをしたり、アレンジを考えたり、という過程はとてもワクワク楽しいものでした。
ご本人は、お会いしてみると華やかだけどとても気さくで、そして真面目な方だなあと思いましたし、歌入れの際には、流石!の一言でした。
新しい井上さんを発見していただけたり、たくさんの方の、いろんな想いに寄り添うことの出来るアルバムになっているのでは!と思います。

『Greenville』プロデューサー

「タイムテーブル」
Lyrics & Music:コトリンゴ / Arrangements & Produce:冨田恵一
「ライフ」
Lyrics, Music & Arrangements:コトリンゴ


Kitri

Kitri

この度はオリジナルアルバムへの楽曲制作のオファーをいただき、大変光栄です。
「こんな風に歌ってくださるのかなぁ」と想像しながら制作させていただく時間はとても楽しく、やりがいのあるものでした。完成した音を聴いた時、その慈愛に満ちた尊い歌声に心震えたことを思い出します。聴く人それぞれの人生を映し出し、そっと寄り添ってくれる力強い優しさ。歌や言葉が持つ力を何度も感じさせてもらいました。
井上さんとコトリンゴさんによる音楽の魔法によって誕生した大切な楽曲たち。多くの方 にこのアルバムが届くことを心から願っています。

「Prelude」
Lyrics:Hina / Music:Mona / Arrangements:コトリンゴ / Chorus arrangements:Kitri

2023年2月13日先行配信
「The Only」
Lyrics:Hina / Music:Mona / Arrangements:コトリンゴ


冨田恵一(冨田ラボ)

冨田恵一(冨田ラボ)

“井上さんがコトリンゴさんの曲を歌う”と言われとき、すぐには完成形が浮かばなかった。
でも“なんだか面白そうだ”と興味を持った。レコーディングの日、井上さんとは初対面だったが、コトリンゴさんも混じえて雑談をするうちに誠実さと柔軟さを感じた。もちろん、歌声は一声目から信じられないほど素晴らしかった。
井上さんが歌うコトリンゴさんの綺麗な曲をポップ・ソングとして結晶できたと思います。

「タイムテーブル」
Lyrics & Music:コトリンゴ / Arrangements & Produce:冨田恵一


モノンクル

モノンクル

今回最初に曲のテーマとして頂いた「試される」という言葉について考えていく中で、人が常に試されていることって"何かを信じ続けること"なのかも知れないなと思いました。
信じるものが信仰や信念のような大きなテーマであっても、もっと身近な家族や恋人とのことであっても、信じ始めた時の熱に任せているだけではきっと脆くて、矛盾を許したり、答えが出ないことを受け入れたりしながら、信じることを続けていく。 そんなことをパートナーとの関係に重ねて、舞台での井上さんの独白のシーンを思い浮かべながら作った曲です。
プロデューサーのコトリンゴさんをはじめ、スタッフ全員でとっても良い曲を産めたんじゃないかなと思うので、ぜひ一度(と言わず)聴いていただけたら嬉しいです。

2023年2月13日先行配信
「天使も悪魔も」
Lyrics, Music & Arrangements:吉田沙良、角田隆太


mabanua

mabanua

今回オファーを頂いてから、井上さんの持つクラシカルな響きとビートミュージックをどのようにアプローチするべきか考えました。
事前にコトリンゴさんからのお話や、実際に井上さんとお会いする中で、お2人のその音楽に対しての真摯な姿勢に逆に身の引き締まる程の刺激をいただきました。
それをそのまま楽曲に込めつつ、また井上さんの今までにない新たな一面を感じる事ができたらと、そんな思いで作らせて頂きました。
完成並びにリリースおめでとうございます!

「Lost In The Night」
Lyrics:Michael Kaneko / Music & Arrangements:mabanua


Michael Kaneko

Michael Kaneko

今回mabanuaさん作曲、プロデュースの曲『Lost In The Night』の英詞を書かせていただきました。
mabanuaさんが歌ってる鼻歌デモとトラックがすごくかっこよかったので、それを崩さないように細かい英語のサウンドや母音など気にしながら書きました。
事前に井上さんチームから『晒される』という歌詞のテーマをいただきました。このようなテーマを設定した上で歌詞を書くというスタイルはあまりやったことなかったので、とてもチャレンジングでした。
井上さんの活動や経験を踏まえ、井上さんに共感していただけるような歌詞を書かせていただきました。リリースおめでとうございます!

「Lost In The Night」
Lyrics:Michael Kaneko / Music & Arrangements:mabanua


堂島孝平

堂島孝平

芳雄さんの表現にはいつもどこか遊びがあって、以前から好きでした。お話をいただけて本当に嬉しかったです。
ご一緒してみて分かったのは、歌に道筋をつけてくれる人だということでした。メロディーを纏い、言葉を運び、行き先を決めてくれる。作り手の思った以上のものに導いてくれました。
「オリジナル曲には慣れていない」と苦笑いしながらも、レコーディングを楽しんでいた芳雄さんの姿が印象に残っています。
アルバム完成、おめでとうございます。

「Diary」
Lyrics, Music & Arrangements:堂島孝平 Additional arrangements:コトリンゴ


蓬莱竜太

蓬莱竜太

芳雄くんは言わずもがなミュージカルの役者である。しかし彼はその枠に留まらず、積極的にストレートプレイにも挑戦する。稀有な存在だと思う。ミュージカルとストレートプレイの垣根を取り払いたいと芳雄くんは言っていた。僕にとって彼は大きなくくりで『演劇人』なのである。光栄にも彼から作詞の仕事を依頼されたとき、今度は僕がその垣根を越える番だと思い、馴れないことだが挑戦させて頂いた。芳雄くんが演劇の世界を旅し続けていくその姿を、強くてどこか孤独で、それでいて清いそのイメージを詩にしようと思った。芳雄くんがこれからどんな旅をして、どこへ向かうのか、僕も追いかけたいと思う

「無題の詩」
Lyrics:蓬莱竜太 / Music:阿部海太郎 / Arrangements:コトリンゴ


阿部海太郎

阿部海太郎
© Takashi Homma

井上芳雄さんと舞台のお仕事でご一緒したのが2021年。蓬莱竜太さん作・演出の『首切り王子と愚かな女』の音楽担当として、劇中の音楽と歌を作りました。歌が素晴らしかったのはもちろんですが、なにより井上さんの繊細な台詞とお芝居に深く魅了され、忘れ難い貴重な経験として胸にしまっておりました。今回、再びご一緒する機会をいただき、「どうしよう……!」と心地いいプレッシャー を感じながらも、世界から全てが消え去り、ただ独り佇む小さな生命を燃やすことによって再び世界を照らそうとするーーやはり俳優としての井上さんに僕が感じる魅力を、真正面から表現したいと考えました。蓬莱さん、コトリンゴさん、そして井上さんと、とても深い音楽的世界で繋がって生まれた曲だという気がしています。井上さんをはじめ、この楽曲に携わってくださったミュージシャンやスタッフの皆さんに心から感謝しております。

「無題の詩」
Lyrics:蓬莱竜太 / Music:阿部海太郎 / Arrangements:コトリンゴ


おおはた雄一

おおはた雄一

「奪われる」をテーマに、かなしみと希望についての歌を書いてみたいと思いました。井上芳雄さん、プロデューサーでもあるコトリンゴさんのピアノ、伊賀航さんのコントラバス、芳垣安洋さんのドラムス。それぞれの色が混ざり合って、素晴らしいセッションになりました。
イントロのギターは記憶への旅の始まりのイメージで“Greenville”への入り口。そんなコトリンゴさんのアイデアも活きています。
何より、井上さんの歌声で自分の曲が想像もつかなかったところまで飛んでいく。そんな感覚を味わえるのはとても幸せな時間でした。

「記憶の庭」
Lyrics & Music:おおはた雄一 / Arrangements:おおはた雄一、コトリンゴ


寺尾紗穂

寺尾紗穂

3人娘を連れてミュージカル「ミス・サイゴン」を見に行った直後くらいに今回のお話を頂いて、かつて同ミュージカルのクリス役で出演もされていた井上さんの作品作りのお仕事ということで大変驚き、光栄に思いました。ラストの曲は死がテーマと伺っていましたが、作曲の清塚さんから送られてきた曲がとても穏やかで、さわやかな風を感じさせるものだったので、そこから詩の世界を広げていきました。井上さんと直接お会いする機会はありませんでしたが、幾度かのやりとりで非常に真剣に歌に向き合われる方との印象を受けました。これからも人生をかけて、いくつもの歌、いくつもの物語を届けてくださるのを楽しみにしております

「あなたに贈る海風」
Lyrics:寺尾紗穂 / Music:清塚信也 / Arrangements:コトリンゴ


清塚信也

清塚信也
© Yuji Takeuchi

命について歌うのはそう簡単なことではない。
でも、井上芳雄という歌手には、それを表現できる説得力がある。私としても、そう簡単には手をつけられないテーマの曲ですが、よしよしと一緒に表現できるということで、今回は強い決意のもと、作曲させて頂きました。どうか、この曲が、少しでもどこかで誰かの助けになりますように。
心より願っております。

「あなたに贈る海風」
Lyrics:寺尾紗穂 / Music:清塚信也 / Arrangements:コトリンゴ


SINGLE2023年2月13日配信

天使も悪魔も / The Only

COKM-44259 配信限定
  1. The Only
    Lyrics:Hina / Music:Mona / Arrangements コトリンゴ
  2. 天使も悪魔も
    Lyrics, Music & Arrangements:吉田沙良、角田隆太

ALBUM2023年3月22日発売

Greenville

ミュージカル俳優・井上芳雄による初のオリジナル・アルバム『Greenville』。
このアルバムは井上芳雄が少年期に家族と過ごし、今の彼自身の礎となる経験を得た土地「Greenville」の名を冠し、「人生の中で訪れる苦難や悲しみ、そんな誰もが経験する様々な場面にそっと寄り添う曲たち」という井上芳雄が掲げたテーマのもとに制作されました。
プロデュースにはコトリンゴを迎え、多様なアーティストたちが楽曲を提供。ときに優しく包み込むような、ときにそっと背中を押してくれるような、繊細かつポジティブな楽曲が有機的に紡がれ織りなされていくまさに人生のサウンドトラック。初回限定盤には今回のアルバムにあわせて撮り下ろされた写真集「Greenville」とポスターが付属する豪華仕様となっています。

【初回限定盤】CD+写真集「Greenville」+封入ポスター:COCP-41984
【通常盤】CD:COCP-41985
  1. Prelude
    Lyrics:Hina / Music:Mona / Arrangements:コトリンゴ / Chorus arrangements:Kitri
  2. The Only ※2/13先行配信
    Lyrics:Hina / Music:Mona / Arrangements:コトリンゴ
  3. タイムテーブル
    Lyrics & Music:コトリンゴ / Arrangements & Produce:冨田恵一
  4. 天使も悪魔も ※2/13先行配信
    Lyrics, Music & Arrangements:吉田沙良、角田隆太
  5. Lost In The Night
    Lyrics:Michael Kaneko / Music & Arrangements:mabanua
  6. Diary
    Lyrics, Music & Arrangements:堂島孝平 Additional arrangements:コトリンゴ
  7. ライフ
    Lyrics, Music & Arrangements:コトリンゴ
  8. 無題の詩
    Lyrics:蓬莱竜太 / Music:阿部海太郎 / Arrangements:コトリンゴ
  9. 記憶の庭
    Lyrics & Music:おおはた雄一 / Arrangements:おおはた雄一、コトリンゴ
  10. あなたに贈る海風
    Lyrics:寺尾紗穂 / Music:清塚信也 / Arrangements:コトリンゴ

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