わが子たちは、木を見つけるととりあえず登りたくなってしまうアクティブタイプ。自然の中で遊ぶことが大好きなので、娘が小3になったいまでも、週末にはいつも「公園に行きたい!」と言ってきます。
夏頃、同じく外遊びが大好きな近所の同級生姉妹のママと話していたところ、「娘ちゃんと息子くんは『フォレストアドベンチャー』に行ったら喜ぶと思うよ!」と教えてもらいました。
「フォレストアドベンチャー」とは、森の地形を生かしながら作られたコースに沿って、木と木の間を渡ったり、ターザンのように森の中を疾走したりすることができる、フランス生まれの「自然共生型アウトドアーパーク」です。
子どもたちは絶対に好きだと思ったので、教えてくれた姉妹(わが家と同じく小3、年長)のファミリーと一緒に、10月に「フォレストアドベンチャー・小田原」に行ってきました。

*小3チームの様子も見学することができました
パークによって楽しめるコースが違いますが、メインのコースは身長110cm以上、体重110kgまでという身長・体重制限が設けられているところがほとんど。年長さんふたりは身長が110cm未満なので、残念ながら110cm以上のコースは利用できません。
ですが、「フォレストアドベンチャー」にはパークによってキッズコース(身長90cm以上、小学3年生以下)が設けられているところがあるので、キッズコースのあるパークを選ぶことにしました。
ちなみに、10カ所ある関東の「フォレストアドベンチャー」のうち、キッズコースがあるのは4カ所。今回私たちは、新宿駅からロマンスカーに乗って行ける「フォレストアドベンチャー・小田原」を選びました。ロマンスカーに乗るだけで、小旅行気分が味わえて子どもたちのテンションはMAXに。椅子を回してボックス席にしてお菓子をわけっこしたり、なぞなぞを出し合ったり、楽しめたようでよかったです。
そして、いよいよ現地に到着。専用のハーネスをつけ、パパたちは小3チームと、ママたちは年長さんチームと一緒にまわることになりました。
樹齢300年クラスの大木が点在する森の中に設けられているのは、日本最大級のジップトリップコース。こちらは小学1年生以上、身長110cm以上、体重110kg以下という制限が設けられていたので、パパたち&小3チームが挑戦しました。ビルの3階ほどの高さはありそうなジップラインは、長いもので100mを超えていて、木々の間を急スピードで滑っていくためスリル満点。大人も子どもも大盛り上がりで、森の中を本当に飛んでいるような非日常体験ができたようです。
こちらのコースに時間制限はなく、自分のペースで1周したら終了というシステム。だいたい1.5時間~2時間ほどかけて1周する方が多いとのことです。

*キッズコースに挑戦中の年長さんふたり
一方キッズコースは、地上から1~2mほどの高さではあるものの、キッズサイズのジップラインを滑ったり、隙間のある足場を歩いたりと、メインコースに似た本格的な造り。こちらは45分間遊び放題だったので、時間ぎりぎりまで楽しんでいました。
が、次回は自分たちも「お姉ちゃんたちと一緒のところでやりたい!」とのこと。来年には小学1年生、身長110cm以上になる予定なので、再訪したいと思います。
「フォレストアドベンチャー・小田原」を出たあとは、隣の大きな公園「わんぱくらんど」で遊び、小田原駅まわりで海鮮料理を食べ、ロマンスカーで帰路につきました。
朝から晩まで盛りだくさんだった1日。本格的に寒くなる前に、みなさまも行ってみてはいかがでしょうか?
平岩茉侑佳
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