今回は、「ドイツで日本の勉強はどうしているのか?」という話を。
ドイツでは、アメリカに比べ、現地校に通う日本人はぐっと少ないように思います。
実際アユの通う現地校は日本人がアユだけしかおりませんし、長期滞在か永住組を除いては、我が家のように数年で帰ってしまうお子さんの多くが日本人学校かインターナショナルスクール(以下インター)に通われるようです。
インターは憧れだったのですが、金銭的には不可能だったので、当初は日本人学校を検討していました。
たかだかほんの数年だし…。
しかしほんの数年だからこそ子供に貴重な経験をさせてあげたい!そして親的にも現地校を覗いてみたい(笑)!
という好奇心が勝り、現地校に放りこむことに。
しかし、現地校に入学して苦労しているのが、子供の教育です 。。。
もちろんドイツ語がほとんどわからない私が、現地校の宿題をみてあげることも大変なのですが、地味にもっと大変なのが「日本の勉強」。
帰国して日本の学校に転入したとき、全く国語も算数もわからないのは子供も可哀想なので親が教えなければならないのです。
国語は補習校があるのでなんとかなりますが、算数は「ママ先生」で。
ママ先生は非常に感情的なので、評判悪いです(笑)。
そして毎週土曜に片道2時間半かけて通う補習校も親の方がギブアップしてしまいそう。。。。
これは海外で、現地校やインターに子供を入れている親の共通の苦労と悩みだと思います。
ちなみに現地校に入れて私がメリットとして感じることは、ドイツは他民族国家なので、世の中には様々な人種がいるのだと子どもが肌で感じられるようになったこと。
そしてやはりドイツ語を勉強する中で「語学脳」みたいなものが発達してきているなあ、ということです。
あとは、ヨーロッパの地理に詳しくなるとか…?でしょうか。
子供が中学くらいになって社会で「ルール工業地帯」という言葉が出てきたら「おー!オレ、昔ここに住んでたんだよな?」と思い出してくれたら嬉しいものです(笑)。
こうして並べてみると結構シュールですね。
現地校と日本の勉強の両立はたしかに大変ですが、仕方ありませんT0T
と、いうことで
がんばれアユ!
そしてがんばれ私!(笑)
ではまた次回!
Tschuss!(「チュース」:バイバイ!)
高橋ユウ
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