クリスマスも終わり、いよいよ今年もあと少しですね。
お正月が日本のように華やかでないドイツでは、クリスマスが終わってもツリーは1月6日まで飾ったままだし、クリスマスマーケットも年内まで開いているところもあります。
そこで今回はクリスマスマーケットで良く見かける食べ物をいくつかご紹介。
日本でもクリスマスマーケットが徐々に広まってきていますが、今後もますます本格的になることでしょう。
予備知識があれば、日本でもドイツ本場のクリスマスマーケットでも注文がスムーズなこと間違いなし!です。
1)Lebkuchen(レップクーフェン)
クリスマスマーケットはもちろんのこと、オクトーバーフェスでの売店でも良く見かけるハート型のこのお菓子。
インスタ映え間違いなしの見た目のインパクトについつい購入してしまいそうですが、あまり美味しいという感想は聞いたことがなく。。。
ただ手作りされたLebkuchenなどはとても美味しいので味重視ならばカフェやケーキ屋さんなどで食べることをオススメします。
2)Bratwurst(ブラットブルスト;焼きソーセージ) Currywurst (カリーブルスト;カレーソースのソーセージ)
ドイツのソウルフード、ソーセージ。
ドイツのお祭りの露店でみないことはまずないでしょう。
Bratwurstはパンに挟んで提供され、お好みでケチャップやマスタードをつけて食べます。
一方Currywurstはカットされたソーセージにカレーソースがたっぷりとかかったものでパンが脇に添えられて提供されます。
パンでなくてポテトがいい場合は、Currywurst mit Pommes(カレーソーセージにポテトを添えて)と言えばOK!
炭火で焼いたソーセージはやはり美味しいですよ。
3)Grunkohl (グリュンコール)
Grunkohl とはケールのこと。
冬に取れる非常に栄養価の高い青菜で、コトコトと煮込み、ソーセージやベーコンと一緒に似てソースのようにして食べたり、付け合わせとして食べたり。
味も日本の青菜を思い出す優しい味で個人的に結構好きな料理です。
4)Ofenkartoffel (オーフェンカトフェル)
オーブンで丸ごと焼いたじゃがいも。
様々な種類のソースを選んでかけてもらいます。
ドイツのじゃがいもはホクホクで美味しい!
じゃがいも好き必見の一品です。
5)Gebrannte Mandeln (ゲブランテ マンデルン)
炒りアーモンド。
シナモンと砂糖でコーティングされており、甘くて美味しい!
ついついパクパクと食べてしまう美味しさです。
6)Reibekuchen (ライベクーフェン)
じゃがいもをすり下ろして油であげたもの。
なぜかいつも3個1セットで売っておりますが、1枚からでも買えます。
添えられるお供は「Apfelmus」(アッフェルムース)というりんごソース。
表面はカリカリしていて中はふんわり。
とても美味しいのですが、後半はかなり胃もたれします。。。
しかしドイツ人はこれがとても好きな人が多く、華奢なおばあちゃまも3枚、ソースにつけてペロリと平らげております。
ですが、初心者にいきなり3枚は危険などで、1枚の購入をオススメ。
くどいけど無性に食べたくなる1品です。
7)Gluhwein (グリューワイン)
日本でもおなじみホットワイン。
クリスマスマーケットの目玉とも言えますが、「露店のは安くて美味しくないワインを使ってるから飲まない!」という人も。
とは言え、どこのホットワイン屋も賑わっていますのでやはり人気なのでしょう。
本当に体があたたまりますよ!
ちなみにマグカップで提供されますが、こちら返却すれば前払いしていたデポジット代が返金され持って帰りたい場合はお店の人にいうと洗った綺麗なコップをもらうことができます。
と、7点ほどご紹介しましたが、まだまだご紹介したいものはいっぱい!
皆さんもクリスマスマーケットに訪れたらぜひチャレンジしてみてくださいね。
本年度もご愛読ありがとうございました!
読んでくださる読者の方にはいつも感謝しております。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
Guten Rutsch ins neue Jahr! (良いお年を!)
高橋ユウ
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