「普段のインタビューでは聴けない事」をテーマとし、毎回1名のメンバーを主人公に、メンバー自身がインタビュアーとして個々を深堀りしていくMADKIDのインタビューシリーズ。
MADKIDを最近知った方も、以前から知っている方も、MADKIDの魅力に触れていただけるインタビューをお届けします。
#1 YOU-TA
Vocal
1993年6月15日生まれ
千葉県出身
MBTI:ENFJ-A
KA
ZUKI「ご覧になっていただきありがとうございます!!このインタビューは、『普通のインタビューでは聴けない事』をテーマにお届けするメンバー5人のリレーインタビュー企画です。毎回1人のメンバーにスポットを当てて、主人公の人に質問をしていきます。メインの質問者は次回の主人公になる人です!もちろん、他のメンバーも聴きたい事を聴いてOK!今回の主人公はYOU-TAです!では早速いってみましょう。まず最初に自己紹介とMBTIを教えてもらってもよろしいでしょうか?」
YOU-TA「YOU-TAです。東京都足立区出身。千葉県市川市育ち。最終学歴東海大学。もうすぐ32歳のゆうたです。MBTIはENFJ-Aです」
KA
ZUKI「ありがとうございます。2020年にFuture Notes を設立していますが、会社を立ち上げようと思ったきっかけを教えてもらえますか?」
YOU-TA「正直言うと、他に手段がなかったというか、どうしようもなかったから立ち上げました」
KA
ZUKI「その時メンバーも全員が悩んでた中で、会社を立ち上げる事によって環境を変えたかったってことですよね」
YOU-TA「そう。自分たちで、自分たちの責任でやっていくのがいいんじゃないかって思ったのがきっかけですかね」
KA
ZUKI「その当時はまだ事務所を独立するって人達なかなかいなかったと思うんだけど、その決意すごいと思いますよ」
YOU-TA「ありがとうございます。コロナ禍だったしね。当時は勢いで進めたものの、今振り返るとすごいと思うよね、本当に。会社を立ち上げて、5年目になるのかな?5年目ですね。もうすぐ6期目ですね」
KA
ZUKI「今、社長としての自分をどう思うの?」
YOU-TA「社長としての自分をどう思う?評価ってこと?うーん、最低限の業務はやって来たから、別に社長業っていうのはそんなにあんまりやってる感じはしないんですけど。結構メンバー4人に色々相談しながらやってるから、自分で何か決めたり、何かこうしたりっていうのはあんまりないんだよね」
YUKI「あれじゃない?社長になって何か自分がどう変わったとかそういうことじゃない?」
YOU-TA「うーん、でも俺だけじゃないけど、多分みんな責任感が芽生えたんじゃないかな、自分たちで会社をやるっていうことに対しては。個人的には社長として変わったことって、あんまり思いつかないわ」
KA
ZUKI「理想の社長像とか、ゆうたが思う社長像とかはあるの?」
YOU-TA「メンバーからもよく言われるけど、外に対してFuture Notesっていう会社のブランディングを上げていくような動きはこれからもっともっとしていきたいなって思ってる。5年間がむしゃらにやって来たけど、これからは会社をしっかり育てていくっていうフェーズに入ってると思うから、さらに自分が出来る事をやりたいって感じかな」
KA
ZUKI「そうだね。頼みますよ社長!そしたらここまではちょっと社長の方にフォーカスしてたんですけども、もうちょっとYOU-TA自身を掘り下げていこうか」
YOU-TA「はい」
KA
ZUKI「ボーカリストとして努力してることとか、今自分で思う課題とかって何かあるんすかね?」
YOU-TA「努力してること・・・基本的に常に歌のことは考えてるかな、ボーカリストとして。それはもうずっとそう。努力で言うと、18歳の時から13年間ボイトレを欠かしたことはないし、色んな先生のレッスンを受けて、今の先生はもう7年ぐらいずっとやってるんだけど。お金がない時も無理してでも受けてた。数万払ってみたいな。自分としては努力だと思ってやってたつもりはないけど、それが努力なのかな?課題は・・まだまだ課題だらけなんだけど、もっと説得力のある表現を出来るようになるのが課題かな、ボーカリストとして。」
KA
ZUKI「じゃあ、YOU-TAは10年後どうなってる?どうなりたい?」
YOU-TA「いつも言ってるけどMADKIDを続けていたいっていうのが1番の目標かな。あとは、今も少しずつアプローチはしてるけど、より世界を意識して活動していきたいなと思うし、日本でも世界でも、もっと認められたいと常に思ってる。」
KA
ZUKI「もっともっとグループとしても成長していきたいという事ですね。じゃあ、YOU-TAが思う自分のダメなところはどこだと思う?」
YOU-TA「継続力っすかね、やっぱり」
全員「やっと気づいたか」
YOU-TA「はい。気づいてますよ。やっと自分で気づきました。決断と実行は早いんだけど、それが続かないっていうのは、僕のこと知ってる全ての人間が知ってるぐらいのことだと思うんですけど。でも、それも理解した上で最近はTikTokだったり、自分のペースで自分の苦手なところを克服しようとして頑張ってるって感じかな」
LIN「スタミナない顔だもんね」
YOU-TA「そう、スタミナない」
KA
ZUKI「スタートダッシュはいいんだけどね!」
YUKI「スタミナありそうだけどな、顔的には」
YOU-TA「体力はあるんだけどね」
KA
ZUKI「でもこのインタビューが載ってる頃に果たしてTikTokが続いてるかどうか・・」
YOU-TA「・・・」
KA
ZUKI「ちょっと話の向きを変えて、MADKIDをやってて良かったと思ったことは?」
YOU-TA「いっぱいあるけど。自分にとって、MADKIDって誇れるものだから。それがやってて良かったなって一番思うことかな。自分にとって誇れるものをちゃんとできているっていうところが一番良かったなと思う。」
KA
ZUKI「逆に活動してきて悔しかったこととかは?」
YOU-TA「うーん。これは誤解しないでほしいんだけど、オーディションとかで出てきてパッと有名になる人がいたりとか、自分たちが歩んできた道筋とは違う・・嫉妬とかではないんだけど、なんていうんだろう・・そういうのを見ると、俺たちには俺たちの歩んできた物語もあるし、ストーリーをちゃんと作ってきたと思ってるから、そういうところはもっと世間に知られて欲しいっていう悔しさはあるかな」
YUKI「めちゃくちゃわかるよその気持ち」
KA
ZUKI「あと、YOU-TAはリーダーとして、会社の代表として、俺らメンバーに対してどんな風になって欲しいと思ってるの?」
YOU-TA「まずSHINは、やっぱ、明らかに普通の人間じゃないと思う」
SHIN「たしかに最近マジ宇宙人って言われることが多くなった。『宇宙人だよね』って言われることが本気で多いから、自分でもそうなんだぁって思ってる」
全員「笑」
SHIN「俺って宇宙人なんだって変換した方が生きるのが楽なの」
LIN「ちゃんとGANTZ読みましたか?」
SHIN「読んでないっす」
YOU-TA「でも宇宙人って、言い換えれば普通じゃない突出した部分があるって事だと思うし、このメンバーの中にいるからこそ輝く部分もあると思うから、そこを伸ばして行って欲しいのと、もっと表現者の色を強くして欲しいと思う。KA
ZUKIは、この5人の中で1番タレント力の高い人間になって欲しい。もうなんか気づいたら芸人の隣でバラエティに出てるぐらいの位置になって欲しいな、なれると思うし」
KA
ZUKI「いや最近結構忙しくてさ~!結構断っちゃってるわ!(笑)」
YUKI「仕事いっぱいあるんだ(笑)」
YOU-TA「YUKIは、どんな風になって欲しいとかはあんま無くて。逆にYUKIがどんな風になって行くのかを見届けたいみたいな感じかもな。」
SHIN「言ってる意味はめちゃくちゃ分かる」
YOU-TA「こうなって欲しいっていうよりかは、そういう風に行くのね、っていう感じだよね」
KA
ZUKI「確かに、昔とちょっと変わったかもね。昔のYUKIの理想像じゃないけど将来像と」
YUKI「俺も分かってないからな」
YOU-TA「でもなんか、1つのことにこだわらずに色々できると思うから、そこをどんどん伸ばして行って欲しいなって感じかな。LINに関しては、挨拶できるようになって欲しいかなと。10年前、13年前、振り出しに戻って」
LIN「さすがに挨拶はできます」
YOU-TA「あとは、もっともっと素直になってもいいんじゃないかなっていう感じはあるかな。俺らに対してはめちゃめちゃ素直じゃん、それはもっとやればやるほどプラスになることだから」
LIN「素直手当て出る?素直手当て。200円くらい」
YOU-TA「200円だったら。まあそれは冗談だけど、毎日素直に生きていってくれれば」
KA
ZUKI「MADKIDの活動をしてきた中で感謝している人とかいる?」
YOU-TA「前の事務所の社長ですかね。何もないところから、始まりを作ってくれた人っていうのは変わらない事実だし。色々いざこざはあったんだけど。今となっては感謝してます。メンバーで感謝してるのは・・みんなに感謝してるけど、LINとは一緒にいた時間も多分一番多いし、誘ってくれたのもLINだし。それぞれにちょっと感謝してることが違うんだよな、メンバーに対して。SHINは、1番細かいとこに気づいてくれるっていうところで常に感謝してるっていうのもあるし。KA
ZUKIは・・昔KA
ZUKIが男泣きしたことがあって、それをめちゃくちゃ覚えてるんだけど、熱意を持って活動してくれてるところに感謝してるかも。YUKIは、欲しいアドバイスを的確にくれるし、具体的な言葉をかけてくれるのがYUKIだから。指摘もするけど、肯定も、アドバイスもしてくれて、褒めてもくれるみたいなところで、説得力があるからYUKIは。そういうところを感謝してるかな。LINは、俺たちの音楽のレベルを間違いなく上げてくれてる。楽曲だけじゃなくて歌もそうだし、もっとLINの照準に合わせてみんなが頑張らなきゃみたいな意識はあると思うから、そういうのを引っ張ってってくれてるっていう意味で感謝してますかね」
KA
ZUKI「逆に、メンバーから今YOU-TAに聞きたいこととかはある?」
LIN「YOU-TAさんね、いつもループで移動されてるそうですけど、移動中は何を考えてるんですか?」
YOU-TA「ループの移動中は大体発声練習してます」
SHIN「MADKIDでの1番の思い出は?」
YOU-TA「1番の思い出かあ」
SHIN「良い思い出とか、大きいステージに立たせてもらった思い出は結構色んなとこで話してるからそれ以外で」
LIN「でもさMADKIDってなんか更新式じゃない?思い出が」
SHIN「わかる。何か、最新に近いところが鮮明に残ってるっていうのはあるかも」
YOU-TA「一つ挙げるとしたら俺、イベントの企画か何かで、バトルみたいなのがあって俺たちが選ばれてTDCに出た時の景色とか、空気感は結構覚えてる」
LIN「俺の噛み具合もやばかったよね」
YOU-TA「みんなめっちゃ緊張しててガチガチだった」
KA
ZUKI「珍しくLINがラップで噛んで、もごもごしちゃって」
YOU-TA「今あのステージに立っても、ああはならない」
LIN「余裕ぶっこいてとかじゃなくて、良い意味でね」
YOU-TA「だから当時の自分たちのキャパシティを大きく超えたあのステージは結構思い出かもしれない。ワンマンじゃないのにバックダンサーさん呼んで、たった1曲で。しかも旗持ってさ。気合いの入りがヤバかった。冷静に考えると、主催者的にはきっと嫌だったよね(笑)」
YUKI「さっきの話と被っちゃうけど、YOU-TAの理想像をもっと知りたい」
YOU-TA「自分の?」
YUKI「うん。さっきは10年後も続けてたいって話してたけど、続けることは前提で、どうなってたいか知りたいな。YOU-TAの具体的な野望をなかなか聞かないから。YOU-TAって、周りが言えば『頑張る』って言ってその方向に進んできてくれるけど、その先にYOU-TA自身が今1番なりたい、成し遂げたいものを聞きたい」
YOU-TA「成し遂げたいものか」
YUKI「現実的に可能な目先のことでもいいけど、これだけは譲れないみたいな」
YOU-TA「うーん。1番になったことない気がするのよ、MADKIDって。オリコン1位とかさ。そういう、1番は獲りたいと思ってる。今はAXCELの皆に協力してもらってランキングに入るみたいな感じだけど、自分たちの音楽の力で、日本中の人、世界中の人に認められて、それがビルボードとかオリコンとかの結果に現れるようなところには辿り着きたいなと思う。あとは、武道館に立ちたいって今は本気で思ってる。個人的な野望は、日本一のシンガーだね、やっぱ」
KA
ZUKI「俺からも質問いいでしょうか?昨年MADKID10周年を迎え、『MADKIDの10の挑戦』っていうのやったと思うんですけども、YOU-TAさんは何の挑戦してましたっけ?あのチャレンジって結局どうなったんですかね?」
YOU-TA「TOEIC700点獲得ね・・あれは一応20周年までに達成する予定で、一旦伸ばさせて頂いてる。一応勉強はしてるんだよ」
KA
ZUKI「でも期限決めないと多分これ達成できないから」
YOU-TA「そうね。俺以外全部達成してるんだけど。LINが中型免許とってラーメン食べに行くやつもまだかな?」
LIN「いや、免許はさておき、俺が大事な事を計算に入れてなかった。バイク買う金っていうの入れてなくて。達成が厳しい」
YOU-TA「厳しいね(笑)。俺はTOEICどっかで達成したいと思ってる」
KA
ZUKI「じゃあ最後に、いつも応援してくれてるアクセルの皆にメッセージお願いします」
YOU-TA「いつも応援してくれてありがとう。こんなポンコツなリーダーですけれども、これからもMADKIDを1番に考えてやっていくことに変わりはないので、ついてきてください」