INTERVIEW

MADKID INTERVIEW SERIES

「普段のインタビューでは聴けない事」をテーマとし、毎回1名のメンバーを主人公に、メンバー自身がインタビュアーとして個々を深堀りしていくMADKIDのインタビューシリーズ。
MADKIDを最近知った方も、以前から知っている方も、MADKIDの魅力に触れていただけるインタビューをお届けします。

#3 SHIN
Vocal
1993年10月2日生まれ
宮崎県出身
MBTI:ISFP

SHIN

LIN「はい。今回は私が質問担当をやらせていただきます。質問に答えてくれるのは、SHINさんです。よろしくお願いします」

SHIN「よろしくお願いします」

LIN「まずは自己紹介をお願いします」

SHIN「宮崎県宮崎市出身、1993年10月2日生まれ、天秤座、A型、SHINです。よろしくお願いします。MBTIはISFPです。冒険家です」

LIN「ありがとうございます。早速ですけど、SHINくんは、どうしていつも周りの人に感謝してるの?」

SHIN「これは母親の影響かも。母がどんなことにも感謝をする人で、その母親を見ながら育ってきたから。しかも妹が亡くなるっていう経験があって尚更、生きることに対しての感謝の気持ちを、多分ほかの人以上に感じるっていうか。何かするごとに、その事に対して感謝の気持ちがある。常に周りの人たちのバックボーンを考えながら生きちゃう癖がついてしまって、それでメンバーはもちろんだけど、親に対しても常にありがとうっていう気持ちもある。だから感謝するようになったのは、母と妹、つまり家族がきっかけですね」

LIN「感謝するところと感謝しないところのラインはどこなの?たとえば電車に乗るたびに感謝してます。電車ありがとう。ではないでしょ」

SHIN「そこは1対1の関係で、その人に何かを感じられたら感謝する感じ。自分に対して、何か気持ちを感じたら、ああ、すごいありがたいなって感じるかも」

LIN「了解です。さて、5人の中では唯一あとから加入したメンバーではありますが、やりづらい時期はありましたか?」

SHIN「それが特になくてやりづらいなと思った感じもないし、何かそもそも自分があんまり入り込めないタイプだから、最初は人見知りのまんまでやってた。だからグループ、メンバーではあるけど何か他人みたいな感じはあったの、ずっと。で、やっぱり4人で作り上げたものが大きかったから、そこに入り込むまで時間がかかるなっていう覚悟はあったし、ずっとグループをやめないつもりだったから。時間が立てばみんなとどんどん心開いて仲良くなれるだろうって思ってた自分がそこにいたから、あんまりやりづらさを感じてなくて。」

YUKI「学生時代と同じ感じで、時間をかけて融合して来た感じね」

SHIN「少しずつみんなの事を知っていって、少しずつみんなの輪に入り込んでいけば、いつかみんなと、もう本当今みたいに家族のような感じになるだろうって思って加入したから、やりづらさはなかった」

LIN「要は急に距離を縮めるとかじゃなくて、ナチュラルに縮まることを考えてって事だよね」

KAZUKI「逆の立場で考えたら結構すごいよな。俺無理かもしんない」

SHIN「俺もあんまりそういう経験がなかったから、なんとなくこういうものかと思って過ごして来たけど、振り返ってみるとそうだね。4人の作り上げて来たところに入るって簡単な事ではないかもしれない。でも、受け入れようっていう気持ちが4人からすごく感じられたからこそすんなり入れたと思うし。もしスタッフの人とかが声をかけてくれて加入してたらすごく気まずかったかもしれない。でも、メンバーで考えて俺を誘ってくれてたっていうのを聞いてたから、すんなり入れたんだと思う」

LIN「あとSHINくんがMADKIDに加入した当時、色んなグループがいたし、色んなグループから誘われたと思うんですけど、MADKIDを選んでくれた理由みたいなのはありますか?」

SHIN「ある。MADKIDの音楽がめちゃくちゃかっこいいなって思ったから。別のグループに所属してた時に対バンとかでライブも見てたし。あとやっぱりLINとYUKIのラップが俺日本で1番格好良いなって思ってたから、このグループに入って俺もパフォーマンスしたいなって。でも色んな大きい事務所からのお誘いとかもあって、ちょっと悩んでて。でも本当にYOU-TAはずっと誘ってくれてたの。それで、JOL原宿でライブ見た時にやっぱりかっこいいなって改めて実感して、入る事を決意した」

YUKI「ルーツ的にSHINちゃんはアーティスト活動を始めたきっかけが(旧)ジャニーズのライブ映像だったってよく話してるじゃん」

SHIN「最初はそうだったね」

YUKI「俺らのイメージって真逆じゃん。そのギャップは気にならなかったの?」

SHIN「元々K-POPも好きだったし、洋楽も聞いてたから音楽的には結構幅広く聴いてたの。あとはパフォーマンスに関してはキラキラした感じよりガッツリ系が好きで。当時のスワッグみたいな感じのパフォーマンススタイルが好きっていうのもあってMADKIDに入りたいと思った。あとは、自分がMADKIDに加入する事でアイドルっぽい要素が増えるから、そこで自分が入り口になって、MADKIDの事を知ってくれる人が増えたら良いなとも思ってた。音楽とパフォーマンスは絶対に良いから、知ってもらえればお客さんは増えると思ってた。俺がこのグループに入る事でバランスが取れると思ったの。俺と正反対のLINがいたりとか、すごく面白いグループになるだろうなっていうワクワク感もあったから、このグループに入りたかったのかも」

LIN「なるほど、ありがとうございます。MADKIDとしてこれから叶えたい目標はありますか?」

SHIN「武道館です。アーティストとして活動してたらやっぱり一番立ちたい場所でもあるし、周りの友達だったり共演した人たちが武道館に立ってる姿を直接見たりする機会があった時、もちろんおめでとうっていう気持ちもありながらも、すごく悔しい気持ちがある。なんでMADKIDで武道館立てないんだろうっていう悔しい気持ちで見てる自分もいて。だから5人で武道館に立ちたいなって。一番の目標はそこですね」

LIN「なるほど。2024年に『みやざき大使』になりましたが、MADKIDとして宮崎で挑戦してみたいこととかありますか?」

SHIN「5人では、宮崎にある大きいホールでワンマンライブをしたいっていうのはあって。あと1つはFuture Notes Fesを宮崎の野外の大きい会場、シーガイアのサッカー場かな?そこで開催したい」

LIN「実際今リアルどんぐらいでやれそう?確度っていうかさ」

SHIN「まだやれないね。まだまだ宮崎県の人がMADKIDを知らないと思う。『盾の勇者の成り上がり』とかアニメは知ってても、MADKIDまでたどり着かないかもしれないし、そこに宮崎県出身の俺がいるっていうのも知らないと思う。だからこそ、もっとMADKIDで宮崎にライブとかイベントで行ったりして、少しずつMADKIDのことを知ってもらえれば絶対できると思う」

LIN「はい。頑張りましょう。続いてSHINくんが思う自分のダメなところはどこでしょうか?」

SHIN「我が強い」

KAZUKI「そうかな?」

SHIN「はい、自覚があります」

LIN「MADKIDはどうしたらもっと良くなると思います?」

SHIN「1人1人がファンを増やそうと思う気持ちを持って、もっと自分たちを展開していく。知らない人たちが多くいるからこそ、色んな地方に行くとか、さっきの宮崎もそうだけど、ライブをするとかそういうことを地道にやっていく。あとはもちろんTikTok、YouTubeとかでもどんどん広げていく活動を各自がしていけば、多分その繋がりでファンの輪も広がっていくのかなと思う」

LIN「ありがとうございます。少し前の話ですが、以前メンバー4人で大阪で飲んだ時、メンバーに対して色々言ってたんですが、覚えてますか?」

SHIN「全く覚えてません」

LIN「覚えてないらしい」

SHIN「リーダーのことについて色々言ってましたよね」

YOU-TA「俺もあんまり覚えてないけど、『YOU-TAはリーダーとして、社長としての自覚をもっと持って仕事をしてほしい』っていう事と、もっと積極的になれって言われた気がする。あとLINに対して、前より良くなったよねみたいな話をしてた」

SHIN「多分さっきの話に近いんだけど、LINはもっと何か伝えてほしい、お客さんに。自分の気持ちを」

LIN「やり方が分かんないんだよね」

SHIN「でも今回のツアー(2025年5~6月に開催したMAZE MUSEUMツアー)の横浜公演とかゲネプロの時、LINの表情とか表現がめちゃくちゃ良くて。前まではスンッてやってたの。真顔が多いというか。それが変わっててめちゃくちゃすごいなって思ったの。気持ちの変化なのかもしれないけど。前までは、LINの良さって俺たちとか内側の人間しか知らないのが悔しかったけど、今は色んな人たちがLINの良さを知ってくれるようなパフォーマンスができてると思うし、LIN成長したなあって思った」

LIN「ありがとうございますっ」

SHIN「あとYUKIは、MADKIDにたくさんのお客さんを呼んでくれて頑張ってくれて、すごくありがたいなって思う。でも一つだけ心配なのは、YUKIって無意識にボロッと愚痴が出るやん。だからそれを、他のところでやっちゃわないかが心配。YUKIがそれでマイナスになるのが一番勿体ないと思うから」

YUKI「言わないよ。本当に言わない(笑)」

SHIN「そこだけかな、YUKIに思うことは。頑張ってるからこそ、そこでマイナスポイントになって、YUKIが嫌われるとかになったら、本当に俺たちも悔しいから。KAZUKIは、常に安定してるところがめちゃくちゃすごい。一緒にいると俺も何か安定できるっていうか、居心地がいいし。強いて言えば、パフォーマンスの時にもっと自分を出したらっていう気持ちはある。でも『ふたつのことば』とか、メインボーカルの曲ができてからKAZUKIが自分の輝くべき場所でしっかり輝いてパフォーマンスしているのを見て、すごくいいと思う」

KAZUKI「ありがとうございます」

LIN「俺がSHINくんに一つ思うのは、SHINくんは『自分が何かを成し遂げた時、いつも誰かに感謝してる』って言ってたの。でも、本当は自分を褒めてあげる事も重要だと思う。誰かがいてくれたから、っていうのも勿論あるんだけど、それを一旦やめて、自分を認めてあげる事がSHINくんには必要な事じゃないかな」

SHIN「たしかに・・」

LIN「もっと自分の力でやったんだっていうところを認めてもいいんじゃないかな」

SHIN「たしかに認めてないかも」

LIN「SHINくんはよくどんな事でも、人のおかげだって言うから。それは良いことなんだけど、ある意味その人に対しても失礼というか、努力してきた自分自身に対して一番失礼なんじゃないかな」

SHIN「そうだよね。ありがとう!!」

LIN「ほかの皆さんも何かSHINくんに聞きたいことがあればどうぞ」

SHIN「俺、今のYOU-TAのリーダーとしての活動はすごい頑張ってると思う。本当に変わってきてるし」

LIN「あんた質問されてないのに喋るんだね」

YUKI「俺一個聴きたい。さっき夢は武道館って言ってくれてたけど、SHINちゃんが今後どうなりたいかっていうのを聴きたい」

SHIN「個人で良いの?個人は、新しい帝国劇場のステージに主演に立つ。あと、宮崎でレギュラー番組を持つ。ソロでアルバムを出す。両親に仕送りして両親を全部養えるように頑張る。」

YUKI「具体的だね」

LIN「家でどんな顔して暮らしてる?楽しい顔?」

SHIN「無表情っぽいな。ずっと真顔かも」

LIN「何してる時にリラックスできるの?SHINくんてさ、何かある意味、誰かに見られてるっていう意識が常にありそうだから。逆にいつ休んでんのかなっていう。寝てる時?」

SHIN「家では基本リラックスしてる。1人でインスタのリールとか見ながら突っ込んだりとか。あとは散歩」

LIN「ありがとうございます。最後に応援してくれるAXCELの皆様にメッセージをどうぞ」

SHIN「いつもMADKIDを応援していただきありがとうございます。世界にたくさんアーティストがいる中で、MADKIDを好きになって応援してくれてる事がすごく嬉しいし、そんな皆に対して、少しずつかもしれないけど恩返しして、もっともっと素敵な景色をみんなに見せたいなと思ってるので。MADKIDの音楽を更に好きになってもらえるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします」