商品情報
カンヌでの最優秀短篇映画賞受賞を皮切りに、以降ベルリンやアヌシーの映画祭で数々の賞を獲得した、ポヤル監督が手掛けた、キュートでかわいいチェコのアニメーション。
叙情的で遊び心あるものから、攻撃的な風刺まで、バラエティ豊かなユーモア。
日本未公開作品を数多く収録した、パロディと社会風刺のきいた2D(二次元)作品集。
■名声 Slava 1959年/13分
目新しさに翻弄される、芸術消費へのアンチテーゼ。
芸術的な煙を吐く煙突に「これぞ最新のアート!」と目をつけたプロデューサー。
「現代のレンブラント」とメディアが賞賛するが、それもつかの間、次なる「最新アート」が登場すると…。
■なぜ人は犬を飼うのか Pro. ma .lov.k psa 1979年/11分
犬だって考えているのです。人間の利用の仕方を!
犬と人間。どうして犬は人間に飼われることになったのでしょうか?
そこには、お互いの思惑があったようで…。ポヤルさん独特のユーモアと風刺が炸裂!
日本未公開作品。
■バン、バン、バーン! Bum 1979年/10分
軍拡競争の危機、武装問題への警告をコミカルに風刺した作品。
武装の、そして武器を無意味に備蓄することのヒステリー性を、簡潔でリズミカルに表現。
日本未公開作品。
カンヌ国際映画祭(1979)アニメーション映画審査委員会賞受賞。
■もしも… Kdyby… 1981年/9分
武装の経済効果についての風刺を、対比的に描く。
平和な人生のために金を使うのか、または武器の生産のために金を使うのか。『バン、バン、バーン』のある意味での続編となる、異なる立場からの武装問題への攻撃。
日本未公開作品。
■はじめの一歩から Od kroku k pokroku 1987年/9分
ポヤルさんとコウツキーの独特のユーモア。
人間の想像力と可能性はとどまるところを知りません!
皮肉なオチもチェコ独特のユーモア。巨匠ポヤルさんと、天才コウツキーの合作。
日本未公開作品。
チェコ作品 54分収録
片面1層,チャプター有,メニュー画面 日本語字幕
カラー/4:3
音声 ステレオ/ドルビーデジタル
監督:ブジェチスラフ・ポヤル
1923年生まれ。人形、レリーフ、切り絵、セルなど色々な素材を使い分け、カンヌでの最優秀短篇映画賞を皮切りに、ベルリンやアヌシー等の映画祭で数々の賞を獲得。
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*製作時から長い年月を経ているため、マスター・テープに起因する、お見苦しい点、お聞き苦しい点がございますことをご了承願います。
“アニメーションの故郷”チェコの最年長クリエイター、ポヤルさんからの贈り物。
半世紀も前に、こんなにも可愛らしくて、こんなにもファンタジックなアニメーションがあったのです。