商品情報
オペラ「蝶々夫人」
COBO-4631-2 ¥4,620 (税抜価格 ¥4,200)
[初演100周年]読売新聞創刊 130周年 記念公演
“プッチーニの聖地”が総力を結集した、『蝶々夫人』の決定版!
本場プロダクション、豪華キャストによる記念碑的舞台の2004年日本公演
原作は、長崎に住んだ姉から知識を得て書かれたJ.L.ロングの小説。プッチーニは、これを元にしたD.ベラスコの戯曲をロンドンで観て感銘を受け、オペラ化を思い立った。台本はプッチーニとの名コンビで知られるL.イッリカとG.ジャコーザ。明治初期の長崎を舞台に、アメリカ仕官の現地妻になった蝶々さんの純愛と貞節の悲劇が展開される。名アリア「ある晴れた日に」をはじめとする、プッチーニ一流の叙情的旋律に加え、「君が代」「さくらさくら」やアメリカ国家などが随所に盛り込まれた音楽は、大変親しみやすいものである。
【 第1幕 】
長崎の丘の上の家で結婚式が開かれている。花嫁は15歳の蝶々さん。家が没落して芸者になった武士の娘である。相手はアメリカの海軍士官ピンカートン。蝶々さんはクリスチャンに改宗するほど真剣だが、彼の方は異国での軽い気持ちに過ぎず、領事シャープレスの警告にも耳を貸さない。親戚のボンゾが日本の宗教を捨てた蝶々さんを罵り、親戚一同退席してしまう。悲しむ蝶々さんをピンカートンが優しく慰め、2人は幸福な愛に浸る。
【 第2幕 1場 】
ピンカートンがアメリカに帰って早3年。女中スズキは彼を疑うが、蝶々さんは夫を信じ、結婚仲介人ゴローがヤマドリ公を紹介しても相手にしない。ピンカートンからの手紙を携えたシャープレスが、彼の戻りを伝える。しかし一途な蝶々さんを前にアメリカ女性と結婚したくだりを読むことができない。軍艦の入港を告げる大砲が鳴る。蝶々さんは桜の花を部屋にまき、夫の帰りを待つ。
【 第2幕 2場 】
寝ずに夜を明かした蝶々さんを、ひとまず休ませたスズキのもとに、シャープレスとピンカートン、そして正式な夫人ケイトが訪ねてくる。蝶々さんの気持ちを訴えるスズキ。ピンカートンはいたたまれずに、その場から逃げ出す。蝶々さんはケイトを見て真相を悟り、わが子を残して自害する。
【 特典映像 】
「これが蝶々夫人だ」「プッチーニ・フェスティバル」
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ブレッシャ版 オペラ「蝶々夫人」
G.Puccini MADAMA BUTTERFLY
本場プロダクション、豪華キャストによる記念碑的舞台の日本公演がDVD化!
初演100周年を記念し、本場イタリア、プッチーニ・フェスティバルのプロダクションによる『蝶々夫人』が豪華キャストにて上演。
プッチーニ・フェスティバルは、長年プッチーニが暮らしたトーレ・デル・ラーゴで毎夏開催されている、オペラ・ファン憧れの音楽祭。2004年はスカラ座初演の失敗後、改定して大成功を収めたブレッシャ版による『蝶々夫人』の記念公演が行われ、その舞台を日本でも上演。ブレッシャ版全曲の日本初演となった。フレーニの後を継ぐイタリア最高のソプラノ、ダニエラ・デッシー、メトロポリタン・オペラなどで活躍する人気急上昇中のテノール、ファビオ・アルミリアート、そして第一人者ともいえるお馴染みのバリトン、ファン・ポンスなどの名歌手たちが繰り広げる迫真のドラマ。
【キャスト】
[蝶々さん] ダニエラ・デッシー(ソプラノ)
[ピンカートン] ファビオ・アルミリアート(テノール)
管弦楽:読売日本交響楽団