商品情報
= セドリック・クラピッシュ 監督(「PARIS」「スパニッシュ・アパートメント」)
× アガタ・ベルマン プロデュース(「エトワール」) =
オペラ座の麗しきトップ・エトワール、オーレリ・デュポンを追った
ドキュメンタリー作品がついに完成!
3年にわたる撮影期間、マルチカメラを使用した美しくも斬新なカメラワーク、
そしてオペラ座のアーカイブを含む豊富な舞台映像で
現在のデュポンが放つ煌めきに酔いしれる、至福の78分。
◇オーレリ・デュポン Aurelie Dupont
1973年パリ生まれ。89年オペラ座バレエ団に入団。98年12月「ドン・キホーテ」キトリを踊ってエトワールに任命された。凛とした硬質な踊りと情感溢れる表現力で「眠りの森の美女」「ラ・バヤデール」などの古典から、ノイマイヤー、プレルジョカージュ等の現代作品まで幅広いレパートリーを持つ。2009年、出産のため1年半のブランクを経て舞台に復帰。エトワールとして最高潮の充実期を迎えている。
●収録内容
インタビュー
舞台映像(「ライモンダ」、「白鳥の湖」、「椿姫」、「ル・パルク」)
リハーサル映像
過去の映像
オフの素顔(妊娠・出産、楽屋での様子など)
☆特典映像(20分)舞台映像
「ル・パルク」(プレルジョカージュ振付)
「椿姫」(ノイマイヤー振付)
●出演
オーレリ・デュポン、マニュエル・ルグリ、ジョゼ・マルティネズ、カール・パケット、マチアス・エイマン、マリ=アニエス・ジロ 他
●プロダクション・ノート ―セドリック・クラピッシュ監督
Production Note by Cédric Klapisch, the director
私はオーレリがバーレッスンをしている様子を撮りました。まるで彼女の隣でレッスンを受けているかのように。
作品のリハーサルをしている様子を撮りました。教師のように鏡越しに、またパートナーのように手の届く位置で。
楽屋での彼女を撮りました。彼女のメイク担当のように、あるいは親友のように、すぐ近くから。
舞台裏の様子を撮りました。舞台袖では、衣装係のように至近距離で、舞台にいるときには遠くから。
舞台での彼女を撮りました。観客として、彼女の動きを目で追い、ときにオペラグラスを覗きながら。
この映画のために特別にスタジオで作品を踊ってもらい、撮りました。衣装もメイクも本番通りにして。映画女優を撮るようにあらゆる角度から、またはスポーツチャンピオンの精緻な動きに目を見張る外科医のような気持ちで。
足指の力を同僚のエトワールたちに自慢する彼女を撮りました(足の小指で缶ビールを開けられると言うのです)。
妊娠中の彼女を撮りました。針金のように細い同僚たちの間で、豊満な身体をさらしていました。
彼女がダンサーの体型を取り戻していく様子を撮りました。
自分の肉体について、弱音を吐く彼女を、笑う彼女を、そして完璧にコントロールする彼女を撮りました。
彼女の身体をケアするものを撮りました。軟膏、包帯、絆創膏……。
キャリアで最高のパートナー、マニュエル・ルグリが引退を迎えるときの彼女を撮りました。彼女が心から恐れていた瞬間でした。
オーレリの両親や、オペラ座バレエ学校から昔の映像を集めました。
月並みさと強烈さの両方を撮りました。
……
これらすべてを織り込んで、この映画は誕生したのです。この映画を観た皆さんが、本物のオーレリ・デュポンに出会えるように。そして親密さと感嘆がその素晴らしい出会いを彩るよう、祈りつつ。 ―映画監督 セドリック・クラピッシュ
2009年フランス作品 78分(本編58分+特典映像20分)収録
片面1層,チャプター有,メニュー画面 日本語字幕
カラー/16:9LB
音声 ドルビーデジタルステレオ
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