マスターズ・オブ・アメリカン・ミュージック　チャーリー・パーカーの伝説商品情報

ビバップの創始者にしてジャズの革命児、“バード”こと、チャーリー・パーカー。
その偉大な音楽と波乱に満ちた生涯を、数々の名演奏と関係者の証言で辿る！

【解説】
天才的なアドリブ演奏でモダン・ジャズの神様と謳われるアルトサックス奏者、チャーリー・パーカー。独創的な才能を発揮した彼はわずか34歳の若さで世を去り、その破天荒な生き様は多くの伝説を残した。このドキュメンタリーは、彼の音楽の神髄に迫ると共に、同時代を生きたジャズメンとの交流の軌跡を捉えている。

1920年にジャズのメッカの一つであったカンザスシティで生まれ、音楽の世界に飛び込んだ彼は、バスター・スミスに弟子入りし、その後ニューヨークに進出する。そして、スウィングが主流だった当時のジャズ・シーンにビバップという旋風を巻き起こすことになる。しかし、彼の栄光は長くは続かず、薬物の常習によりその体は蝕まれ、早すぎる死を迎えるのだ。

本作にはパーカーに関わりの深いミュージシャンたちが多数出演している。ライバルであり共にビバップ創造に関わったトランペッターのディジー・ガレスピー。育ての親とも言えるピアニストのジェイ・マクシャン。そしてパーカーの二人の未亡人などが貴重な証言を聞かせてくれる。また、パーカーの唯一のTV出演映像(ディジーとの共演による「ホット・ハウス」)等の貴重な映像をはじめ、ビリー・エクスタイン、カウント・ベイシー、アート・テイタム、セロニアス・モンク、ルイ・アームストロング、レスター・ヤング等、パーカーに影響を及ぼしたアーティストたちの演奏シーンもふんだんに盛り込まれており、ジャズの歴史を振り返る上でも見逃せないドキュメンタリーに仕上がっている。

【主な出演者】
チャーリー・パーカー
ディジー・ガレスピー
ジェイ・マクシャン
ロイ・ヘインズ
フランク・モーガン
ロイ・ポーター
レナード・フェザー
レベッカ・パーカー・デイビス
チャン・パーカー


1990年アメリカ作品　56分収録
片面1層，チャプター有，メニュー画面　日本語字幕
カラー/4：3
音声　モノラル/リニアPCM