音楽遺産発掘ユニット・The Diggers(鈴木慶一&岡田崇)始動
次世代に伝えたい音楽の魅力に迫る第一弾は映画音楽カバー集The Diggersが 日本コロムビアの膨大なアーカイヴ音源から歴史に埋もれた“音の数々に独自の選曲で光を当て、未来に伝達してゆくCDシリーズ。
第一弾『The Diggers [Keiichi Suzuki & Takashi Okada] loves Sound Archives 01 : Spotlight on THE COLUMBIA SYMPHONETTE 〜鈴木慶一・岡田崇、コロムビア・シンフォネットを探る〜』は、コロムビア・シンフォネットの演奏による名曲揃いの映画音楽カバーを厳選して収録。
初CD化音源多数!!
THE COLUMBIA SYMPHONETTE とは:
日本コロムビア社内の録音用専属オーケストラで、1929年に結成された日本コロムビア専属の録音・宣伝用バンド“コロムビア・ダンス・オーケストラ”が母体。後に編成の拡大にしたがい“コロムビア・オーケストラ”と改称され、録音業務に特化。
1980年に解散したが、臨時編成の録音用オーケストラなどで同じ名義が使われることも。
また、録音物などへのクレジットについても、時代の変遷のみならず、演奏する音楽のジャンルや編成に応じて“日蓄管弦楽団”“日本コロムビア管弦楽団”“コロムビア・シンフォネット”“コロムビア・ポップスオーケストラ”などさまざまな名称が使われた。
今回は1957〜70年にかけてコロムビア・シンフォネットがレコーディングした映画音楽を、鈴木慶一と岡田崇が共同で選曲。日本にロックが上陸する以前、映画音楽が人々に愛される上質な「洋楽」だったことを伝える貴重でモンドな記録である。