商品情報
1.Origins オリジンズ
2.Inner Slaves
インナー・スレイヴス
3.Deus Vult(feat. Kobi Farhi)
デウス・ヴルト(feat. コビ・ファルヒ)
4.Blind Devotion
ブラインド・デヴォーション
5.Jerusalem - Sufferpolis
エルサレム - サファーポリス
6.Beyond Sacred Rules
ビヨンド・セイクリッド・ルールズ
7.Common Ground
コモン・グラウンド
8.Sweet Opium
スウィート・オピウム
9.Salam Intro サラム・イントロ
10.Salam Part 1 - Call from Within
サラム・パート1 - コール・フロム・ウィズイン
11.Part 2 - Lightened Heart
パート2 - ライトゥンド・ハート
12.Part 3 - The Eight Doors of Jannah
パート3 - ジ・エイト・ドアーズ・オブ・ジャナ
13.Amaloun Jadid II
アマルン・ジャディド II
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Foued Moukid フエド・ムーキッド - drums&percussion
Florent Jannier フロアン・ジャニエ - growls
Samir Ramila サミール・ラミラ - guitars
Mus Elkamal ムス・エルカマル - guitars, acoustic guitars, oud
Sarah Layssac サラ・レイザック - clear vocals
日本コロムビアが満を持して立ち上げる、ハード・ロック&オルタナティヴ専門の洋楽レーベル
≪Incubator(インキュベーター)≫第8弾リリース!
アラビア語のささやきが突如として、地獄の門の入口へと誘う。民族楽器のたおやかな調べが歪んだギターの音色に叩きつぶされ、砂漠のオアシスのように魅惑的な女性の声が、一瞬にしてデス・ヴォイスの嵐にかき消される。Arkanのサウンド・スタイルはいわば“オリエンタル・デス”とでも表現されるものであり、モダンなメタル・サウンドと北アフリカ、中東のサウンドの融合を目指している。08年にリリースされたファースト“Hilal”を凌駕する新作“Salam(サラム)”(平和の意)が登場。
In Flames、Dimmu Borgir、Arch Enemy、Septicfleshらを手掛けた敏腕プロデューサーFredrik Nordstrom をファースト“Hilal”に続き起用し、スウェーデンにあるStudio Fredman でレコーディング。セカンドはバンドの持つスケール感をさらにアップさせ、モダン・デスのサウンドを基調としながらも、女性ヴォーカルや各種の民族楽器を散りばめた非常にユニークかつ、完成度の高い作品となった。また、原罪(original sin)をモチーフとした、女性像と蛇を描いた非常に美しいアートワークも印象的。ちなみにアルバム・タイトルの“Salam”はイスラム語で“平和”を意味し、日常会話で“Hello”と併用される。ユダヤ語における“Shalom”、“Salem”とも近い意味を持つ。アラブ/ユダヤの平和を願うバンドのステートメントがこのSalamにこめられている。
2005年5月にフランスのダーク・メタル・バンドThe Old Dead Tree のドラマー、Foued Moukidがシンガー兼ギタリストで、Dawn of DeclineというバンドでプレイしていたAbder Abdellahoum が出会う事でArkanの母体が誕生した。結成当時からバンドのサウンド・コンセプトは一貫して、メロディック・デス・メタルとオリエント伝統の融合、アルジェリアやモロッコといった国々の音楽を反映させるというものだった。
FouedとAbderの2人はすぐにアルジェリアのデスメタル・バンドWorthのメンバー、Samir RamilaとMus Elkamalを勧誘、Mus がoûdという民族弦楽器を演奏できる点もバンドの音楽性を大きく発展させた。更に、元Whisper-Xの Florent Jannierがデス・ヴォイス担当として参加、第1期Arkanが完成、 2006年にデモCD "Burning Flesh"をリリース。ヴァイオレントなデス・サウンドと中近東サウンドのミックスは既にその時点で完成に近いものだった。また、歌詞は自爆テロを拒絶せよという、一切のテロ活動を許さないバンドのメッセージが色濃く反映されたものである。
*Arkan(アーカン)のメンバーは全員フランスに居住しているが、Foued の両親はモロッコ人、Abder、Samir、Musの3人はアルジェリア生まれ。Florent はギリシア系ルーツである。
Decapitated、Dagoba、No Return、Hacrideらとのツアーでバンドの実力をアップさせ、結成1年後には更なる民族楽器oûd、mandola、derbouka、bendir、cajon も導入。それらを手に彼らはファースト・アルバム制作へと突入、男声、女声、アコースティックとエレクトリックのバランスを完璧に取る必要があったため、北欧メタル界の売れっ子エンジニア、Fredrik Nordströmを起用、Studio Fredmanで08年春にレコーディングされたファースト“Hilal”は、同年6月にリリースされた。
*oud:オリエンタル・ミュージックで使用される代表的な弦楽器(12弦仕様)。
Bendir:モロッコなどで使用される打楽器。主に低音パートで使用される。
Derbouka、Cajon:パーカッションの一種
Mandola:マンドリンの一種、マンドリンよりも低いサウンドを持つ(8弦仕様)。
その後、中心人物だったAbder Abdellahoumが脱退したが、Arkan の快進撃は止まらず、Sarah Layssacをツアー・メンバーとして迎え、セカンド“Salam”が完成した。
■ヨーロッパを中心とした様々な国々のへヴィ・ミュージックを発信し続ける、フランスはマルセイユにあるレーベル≪Season of Mist≫からの作品!■
http://www.arkan.fr/