アンリーシュト / オーダルハイム商品情報

日本コロムビアが満を持して立ち上げる、ハード・ロック＆オルタナティヴ専門の洋楽レーベル
≪Incubator(インキュベーター)≫リリース！

念願の新作 “Odalheim”によって、スウェディッシュ・デス・メタル の重鎮UNLEASHED が提示したものは前作 “As Yggdrasil Trembles” (アズ・ユグドラシル・トレンブルズ：ユグドラシルとは北欧神話に登場する一本の木。世界を体現するとされており、9つの世界をその中に内包している)の続編であると同時に、北欧神話に根ざしたドゥームズデイ(ラグナロク：世界の終末)後の世界を描いている。タイトルになっているOdalheim はヴァイキングたちが作り上げた新世界の名称。

世界を現す木、ユグドラシルが揺らぎ、世界終末の前兆である“フィンブルの冬”(“大いなる冬”：三度に及ぶ終わりのない冬で、それぞれが“風の冬”、“剣の冬”、“狼の冬”と呼ばれる)が訪れる。3年に及ぶ暗黒、寒さのせいで地上の生命はほぼすべてが死滅するが、数少ない残された兵士たちが新世界を創るべく奮闘する。これが、新作 “Odalheim”のオープニングとなっている。

ニュー・アルバム “Odalheim”はバンドにとって、11作目のスタジオ作品であり、不動のメンバーJohnny (bass& vocals)、Fredrik (lead guitar)、Tomas (rhythm guitar)、Anders (drums) によって制作された。プロデュースを担当したのはFredrik Folkareで、レコーディングはスウェーデンのChrome Studiosで行われている。

ここでバンドの歴史を振り返ってみよう。
Johnny Hexlund (bass & vocals) がバンドを結成したのは1989年のこと。スウェーデンの伝説的なアンダーグラウンド・デス・メタル・バンドNIHILIST解散後の事である (ちなみに、残された他のメンバーはその後ENTOMBEDへと発展する)。
1991年デビュー作“Where No Life Dwells” を発表、瞬く間にデス・メタル・シーンに多大な影響を及ぼすこととなる。DEATH、MORBID ANGEL、AT THE GATES、CANNIBAL CORPSE、ENTOMBED 、SAMAELらとのツアーにより、世界中のメタル・ファンが彼らのライヴの凄まじさに熱狂したことも大きく影響している。
その後、9作のスタジオ作品を発表、中でも1992年の “Shadows In The Deep”、そして一時的に活動をストップした後に発表されたカムバック・アルバム “Hell’s Unleashed” はJohnny Hedlund と彼の率いるバンドが常に好戦的にシーンに存在していることを何よりも雄弁に語っている。

再び始まるUnleashed の挑戦から目を離すな。

Unleashed online : www.unleashed.se