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日本コロムビアが満を持して立ち上げる、ハード・ロック&オルタナティヴ専門の洋楽レーベル
≪Incubator(インキュベーター)≫リリース!
白夜の地を鮮血で染め上げろ・・・
フィンランドが誇るゴシック・ロッカー、The 69 Eyes待望の新作。
血の味は甘く、その色はどこまでも美しく、蒼白く横たわるお前は・・・
"俺はバットマン・シリーズの最新作 “The Dark Knight Rises”を見たばかりなんだけど、俺たちThe 69 Eyes というのはバットマンみたいなものなんじゃないかって思う。俺たちは立ち上げって、戻ってくる。ゴッサムシティの平和を守るのが俺たちの役割で、人々に仕えるんだ。他の誰もいない。誰もそれを出来ない。でも誰かがやらなければいけない。サングラスをかけて、またやり始める。ヘルシンキ産ヴァンパイアが戻ってきたのさ。 " (Jyrki69)
結成以来22年にわたり、そしてTHE RAMONES 、TYPE O NEGATIVEなき今、THE 69 EYESの果たす役割は運命付けられている。そして、彼らは帰ってきた。記念すべき 10作目のスタジオ作品は、ローマ数字の “X”(発音はエックス)、そして奇しくも収録曲は10曲となっている。THE ROLLING STONES の10作目の作品が “Exile on Main St.”(メインストリートのならずもの)であったように、The 69 Eyesにとってニュー・アルバム “X”は彼らにとって大きなターニング・ポイントになる。
そのサウンドはどこまでもフレッシュで野望に満ちている。前作、ハリウッドでレコーディングされた“Back In Blood”を遥かに凌ぐメロディックさ、そしてかつてないほどにフックに溢れた彼らならではのGoth’n’Roll が満載の新作。
これほどまでにキャッチーな新作が生まれた背景にはスウェーデンのポップ・プロダクション・チーム、 On The Vergeの存在を忘れてはならない。Pat Phoenix 、 Joakim ovrenius は以前にもThe 60 Eyes とのコラボレーション(“Never Say Die”、“Perfect Skin”などを共作)を経験し、バンドは自分たちの入る棺をストックホルムに移動させ、アルバムすべてをレコーディングすることを決意したのだった。
“これはスウェーデン産の作品と言って良いだろう。俺たちはストックホルムをいつも故郷のひとつだと考えていて、今がその時だと思ったんだ。そして、今回は俺たちの持っているメロディックな側面に焦点を当てるべきだと考えたんだ。その意味でもOn The Verge の2人が果たしてくれた役割はとても大きなものだ。歌詞の面では俺のクラシックとでも言えるような “My Babe Left Me”(彼女は去ってしまった)的な情景を探求してみた。本物のメランコリーが感じられるようにね。”(Jyrki69)
ストックホルム、そして地元ヘルシンキで2012年春に制作された本作。On The Verge の2人をプロデューサーに、そしてミックスはStefan Boman (KENT, THE HELLACOPTERS, BACKYARD BABIES)が担当。
過去の傑作“Blessed Be”、“Paris Kills”にもひけを足らぬ待望の新作。黒に身を包み、彼らが帰ってくる。THE 69 EYES 再び・・・
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