観世流謡曲名曲撰(十八)　隅田川(すみだがわ)商品情報

1.これは武蔵野の国隅田川の渡守にて候
2.雲霞。あと遠山に越えなして
3.げにや人の親の心は闇にあらねども
4.真葛が原の露の世に
5.もとよりも。契り仮なる一つ世の
6.形の如くも都の者を
7.げにげに誤り申したり
8.我もまた。いざ言問わん都鳥
9.なうあの向ひの柳の下に
10.さても去年三月十五日
11.いかにこれなる狂女
12.なう親類とても親とても
13.今まではさりとも逢はんを頼みにこそ
14.残りても。かひあるべきは空しくて
15.鉦鼓を母に参らすれば
16.今一聲こそ聞かまほしけれ


シテ：観世銕之丞(雅雪)
ワキ：梅若六郎(五十五世)
ワキツレ：谷村一太郎
子方：浅見重好
地謡：岡久雄、浅見重弘、谷村一太郎、野村四郎