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インフォメーションFROM US TO YOU! The covers of the FAB FOUR by Japanese performers
FROM US TO YOU! The covers of the FAB FOUR by Japanese performers
COCP-35861 ¥2,619 (税抜価格 ¥2,381)
1.I Am The Walrus / レッド・ウォーリアーズ
2.Martha My Dear / TULIP
3.Paperback Writer / 弘田三枝子
4.Penny Lane / タケカワユキヒデ
5.Something / 竹松舞
6.In My Life / 藤田恵美
7.All My Loving / 山崎まさよし
8.A Hard Day's Night / 平山三紀
9.Let It Be(ニュー・ヴァージョン) / 上々颱風
10.Get Back / 井上宗孝とシャープ・ファイヴ
11.I Wanna Be Your Man / 水谷公生とベター
12.Julia / イルカ
13.Back In The U.S.S.R. / ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
14.Norwegian Wood / 大野えり
15.I Need You / 高橋幸宏
16.Hey Jude / ズー・ニー・ヴー
17.The Fool On The Hill / 森山良子
18.Across The Universe / クラムボン
19.Strawberry Fields Forever
〜Eleanor Rigby〜Yesterday / 高嶋ちさ子&めざましクラシックス アンサンブル
20.Help!
(カラオケ)
21.I Want To Hold Your Hand(抱きしめたい)
(カラオケ)
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永遠不滅のFAB FOUR…
あの4人を敬愛する世代を超えた日本人アーティストのカヴァー集が登場!
2009年9月9日、ザ・ビートルズ、全オリジナル・アルバムのリマスター盤の世界同時発売に合わせて、コロムビアの音源を中心に、ビートルズを敬愛する世代を超えた日本人アーティストによるカヴァー音源のコンピレーションCDを企画しました。ビートルズは大変幅広い世代に支持されていますから、カヴァー音源も新旧問わず幅広い世代のアーティストが遺しています。それらを満遍なく集めて、全21曲を収録いたしました。
1. I Am The Walrus/レッド・ウォーリアーズ
ビートルズが67年11月にリリースしたシングル「Hello Goodbye」のB面収録曲で、TV映画『Magical Mystery Tour』の挿入歌。レッド・ウォーリアーズは、彼らの2作目のシングル「バラとワイン」(87年4月)のB面でカヴァー。オリジナル歌詞の「Eiffel Tower(エッフェル塔)」という部分を「Tokyo Tower」と換えて歌っているところに注目。
2. Martha My Dear/TULIP
ポール・マッカートニーに多大な影響を受けた財津和夫率いるTULIP(チューリップ)が、76年6月にリリースしたビートルズ・カヴァー集『すべて君たちのせいさ』より。オリジナルは68年11月発表の2枚組アルバム『THE BEATLES』(通称“ホワイト・アルバム”)収録曲。タイトルの「マーサ」とはポールの愛犬の名前だが、歌の内容とは無関係らしい。
* Licensed by Victor Entertainment,Inc.
3. Paperback Writer/弘田三枝子
英国におけるビートルズの通算12作目のシングルとして、66年6月にリリースされた作品。ちょうどビートルズ来日公演直前のヒット曲で、もちろん日本公演のセットリストにも加えられていた。弘田三枝子は66年11月にリリースした4曲入りEPの中でカヴァー。彼女がビートルズ・ナンバーをレコーディングしたのはこれが初めてである。
4. Penny Lane/タケカワユキヒデ
ゴダイゴ作品やソロ・アルバム等で、ビートルズからの影響を覗えるタケカワユキヒデが、ビートルズ楽曲24曲をカヴァーしたトリビュート企画『CHRONICLE』シリーズ(07〜08年)より。元々ネット配信のみだったが、07年と09年にCD化されている。ポールが故郷リヴァプールに想いを馳せて書いた作品で、67年2月にシングル発売された。
* Licensed by amenity
5. Something/竹松 舞
現役女医でハープ奏者というユニークなプロフィールの竹松舞(1980年12月16日生まれ)が、02年にリリースした通算5作目のアルバム『パヴァーヌ』より。解散前のビートルズ最後のレコーディング作品となったアルバム『Abbey Road』(69年9月)の中でも特に人気の高い、このジョージ・ハリスン作の名曲を優美なハープ演奏で楽しめる。
6.In My Life/藤田恵美
「ひだまりの詩」(97年)のヒットで知られる夫婦デュオ「ル・クプル」で活躍し、07年に離婚後はソロで活動している藤田恵美の初ソロ・アルバム『カモミール』(01年11月)より。ジョン・レノンがリヴァプール時代を懐かしんで書いた歌詞に、ジョンとポールが共同で曲を付けたとされている作品で、アルバム『Rubber Soul』(65年12月)収録曲。
* Licensed by PONY CANYON INC.
7.All My Loving/山崎まさよし
ビートルズの2ndアルバム『With The Beatles』(63年1月)収録曲で、日本では64年に独自シングル・カットされている人気曲。05年にTVの企画でポールに会見した山崎まさよしは、本CDで聴ける弾き語りアレンジで本曲を披露。作曲者御本人から一箇所コードの間違いを指摘されるもお墨付きを得ている。07年アルバム『COVER ALL-YO!』でCD化。
* Licensed by NAYUTAWAVE RECORDS,a Universal Music Company
8.A Hard Day's Night/平山三紀
ビートルズの初主演映画の主題歌で、64年7月にシングル発売され、英米共にチャート1位に輝いた。平山三紀は「真夏の出来事」がヒットした71年にリリースした1stアルバム『My Beautiful Season〜ビューティフル・アルバム』の中でカヴァー。ディキシー風のイントロを用いたジャズっぽいアレンジは、彼女の育ての親である筒美京平によるもの。
9.Let It Be(ニュー・ヴァージョン)/上々颱風
70年代前半頃まではビートルズ楽曲の日本語カヴァー盤も珍しくなかったが、80年代以降は著作権上の問題もあって激減。そんな中、奇跡とも言えるのが、金沢明子「イエロー・サブマリン音頭」(82年)と上々颱風の本作(91年)だろう。ビートルズ現役時代最後のシングル曲(70年)を、無国籍アジアン風味あふれる作品に仕上げている。元々アルバム『上々颱風2』で発表されたカヴァーだが、本CDにはシングル・ヴァージョン(通称ニュー・ヴァージョン)を収録。
* Licensed by Sony Music Direct(Japan) Inc.
10. Get Back/井上宗孝とシャープ・ファイヴ
ビートルズの19作目のオリジナル・シングルとして69年4月にリリースされた作品。映画『Let It Be』(70年)のハイライトとも言える屋上ライヴの場面でもお馴染みの楽曲だ。シャープ・ファイヴはニューロック台頭期を意識してか、やや歪んだ音色のギターとサイケなオルガン・プレイが印象的なロック・インストに仕上げている。69年10月リリース。
11. I Wanna Be Your Man/水谷公生とベター
元々ローリング・ストーンズへの提供曲で、ストーンズは2ndシングルとして63年11月にリリース。ビートルズもアルバム『With The Beatles』の中でセルフ・カヴァーしている(ヴォーカルはリンゴ)。元アウト・キャストのギタリスト水谷公生は、ヘヴィなガレージ・ロック・アレンジで挑戦。オムニバス・アルバム『ロック・エイジの惑星たち』(71年)に収録された。
12. Julia/イルカ
ホワイト・アルバム収録曲で、ジョン・レノンがオノ・ヨーコへの思いを亡き母親ジュリアにダブらせて書いた切ないバラード。ビートルズ時代のジョンが完全にソロでレコーディングした唯一の作品である。イルカは、82年6月にリリースしたアルバムのタイトル曲としてカヴァー。原曲のアコースティックな感覚を上手く踏襲したアレンジで聴かせる。
* Licensed by Nippon Crown Co.,Ltd.
13. Back In The U.S.S.R./ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
これもホワイト・アルバム収録曲。サビのファルセット・コーラスに顕著なように、ポールがビーチ・ボーイズのパロディとして書いた作品だ。ベルリンの壁崩壊の前年(88年)、ポールは同タイトルのアルバムを旧ソ連のみでリリースしている(のちに世界発売)。ブルー・コメッツは、69年8月にリリースされたアルバム『ヤング・ビート』でカヴァー。
14. Norwegian Wood/大野えり
ビートルズの英国における6作目のオリジナル・アルバム『Rubber Soul』収録曲で、ジョージが弾くシタールを初めてフィーチャーした作品。日本では「ノルウェーの森」の邦題でもお馴染みだ。ジャズ・シンガーの大野えりは、82年6月リリースの5thアルバム『ERI MY DEAR』の中でカヴァー。スリリングなアレンジで聴き応えのあるジャズに仕上がっている。
15. I Need You/高橋幸宏
YMOは「Day Tripper」[All You Need Is Love」などビートルズ楽曲を好んでレパートリーにしていたが、ジョージ・ファンの高橋幸宏は、ソロ・アルバムでも「Taxman」「All Too Much」等ジョージの曲をカヴァーしており、98年のアルバム『A Ray of Hope』収録の本作もそんなひとつ。オリジナルはビートルズ主演映画第2作『Help!』(65年)の挿入歌である。
* Licensed by EMI Music Japan Inc.
16. Hey Jude/ズー・ニー・ヴー
ビートルズが68年8月にリリースした「Hey Jude」は、音楽的にゴスペル的な要素を持っているせいか、ウィルソン・ピケットなど黒人歌手によるカヴァー盤が多い。本格的なR&Bサウンドで定評のあったGSズー・ニー・ヴーも、69年のアルバム『ゴールデン・ズー・ニー・ヴー』でカヴァー。お得意の黒っぽいムード全開のアレンジで聴かせる。
17. The Fool On The Hill/森山良子
67年12月にBBCで放映されたTV映画『Magical Mystery Tour』(67年)の挿入歌で、英国と日本では当初2枚組EP仕様で発売されたサントラ盤に収録された。森山良子は71年7月にリリースした、ビートルズとサイモン&ガーファンクル作品のカヴァー集『森山良子ビートルズ、サイモン&ガーファンクルを歌う』で本曲を取り上げている。
* Licensed by SHINKO MUSIC ENTERTAINMENT CO.,LTD./TEICHIKU ENTERTAINMENT,INC.
18. Across The Universe/クラムボン
もともと世界野生動物保護基金のためのチャリティ・アルバム『No One’s Gonna Change Our World』(69年)にジョン・レノンが提供した作品。一般的に有名なのは、アルバム『Let It Be』(70年)に収録された、フィル・スペクターによる再編集ヴァージョンである。クラムボンは、06年5月リリースのカヴァー集『LOVER ALBUM』の中で取り上げている。
19. Strawberry Fields Forever〜Eleanor Rigby〜Yesterday/
高嶋ちさ子&めざましクラシックス アンサンブル
本CDのラストを飾るのは、人気ヴァイオリニスト高嶋ちさ子が奏でる優美なビートルズ・メドレー。彼女の父親は初代ビートルズ担当ディレクターとして、日本での売り出しに尽力した高嶋弘之氏。今や親子二代ファンも珍しくないほど、世代を超えて継承されているビートルズを象徴するようなカヴァーである。アルバム『めざましクラシックス』(2000年)より。
<ボーナス・トラック 20. Help! 21. I Want To Hold Your Hand(抱きしめたい)>
本CDの“オマケ”として収録されたのは、ビートルズ・ナンバーのカラオケ2曲。
「Help!」はビートルズ主演映画第2作の主題歌。「抱きしめたい」はビートルズ初の全米No.1ヒット(64年)で、日本初のビートルズのレコードとなった記念すべき作品である。91年にLDで発売されたレーザー・カラオケ商品からの選曲だが、演奏しているのは、ビートルズ・フォロワー・バンドとして、マニアからも一目置かれているREVOLVER(英国の同名ビートルズ・パロディ・バンドではなく、日本のバンド)である。