TREASURE HOUSE RECORDS presents REGGAE GOLD MINE VOL.1商品情報

TREASURE HOUSE RECORDS presents REGGAE GOLD MINE VOL.1

TREASURE HOUSE RECORDS presents REGGAE GOLD MINE VOL.1

[ALBUM] 2007/06/20発売

TREASURE HOUSE RECORDS presents REGGAE GOLD MINE VOL.1

COCP-51044 ¥2,860 (税抜価格 ¥2,600)

  • 1.Intro -GoldMineのテーマ- / HASE-T

  • 2.Dancehall Butterfly / lecca

  • 3.Treasure Island / イロコマネチ & NORISIAM-X

  • 4.Girls Wanna Have Fun / SPRAGGA BENZ & KEVIN LYTTLE

  • 5.Catch A Love / miyu

  • 6.Shall Wi Wine / DOMINO-KAT & SOH BADLY

  • 7.Muzikal Sky / MONKEY KEN

  • 8.Super Ing / ARM STRONG & CHEHON

  • 9.Gimmi Di Action (Bebop Dancehall Remix) / MUNEHIRO

  • 10.ヤセガマン / RANKIN TAXI

  • 11.Holiday / 風

  • 12.歩いて帰ろう / miyu

  • 13.普通は何処へ消えた / HIBIKILLA

  • 14.Buss Ablank / DELLY RANX

  • 15.Movement / SHAKA-T & SCAR FACE from SUNSQRITT

  • 16.The Way I Am / AMBI

  • 17.Talkin' Bout A Revolution (Acoustic Remix) / CRISS from FIRE BALL

  • 18.Outro / HASE-T

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「TREASURE HOUSE RECORDS」からHASE-Tプロデュースの 新たなコンピレーション・シリーズが始動! SPRAGGA BENZ & KEVIN LYTTLE、DELLY RANXなど海外のトップアーティストから、ブレイク必至、注目の国内アーティストまで全てニュートラックで贈るトップクオリティな楽曲群の数々!!

LINER NOTES

近年では「DANCEHALL PREMIER」や「PREMIER LOVERS」、「REGGAE MILLION」といった人気シリーズの総合プロデュース等で知られる、日本のレゲエ・シーンの“リアル・ヴェテラン”ことHASE-T。そのプロデュース・ワークの“確かさは”先頃リリースされたミックスCD『BOOMBOX Vol.1』でも味わえた通りだろう。愛機MPC3000に無尽蔵のアイデアとありったけの情熱を注入し、日夜新しいトラックを生み出している根っからのクリエイターの彼が、歌い手から裏方としてシーンを支えるようになってから初めて興したレーベル、その名も“TREASURE HOUSE RECORDS”からの第一弾コンピが早くも完成した。 ジャマイカ往年の名門レーベル“Treasure Isle”と“Power House”を掛け合わせたかのような、そのナイスなネーミングから想像できるのは、“宝”となるアーティストたちが集うHASE-T主宰のオープンハウスそのものだ。キャリアやエリア、人種や芸風、性別や派閥といった垣根を全て取っ払い、横並びでそのアーティストの魅力を伝えていくこのコンピレーションは、そんな訳でこれまでのHASE-Tワークスにも通ずる実に風通しの良いモノとなっている。 気になったアーティスト一人一人に自ら声掛けし、リディムを渡し、テーマを確認し、レコーディングに立ち合い、 ミックスはジャマイカで行う....といった基本的な流れこそは変わらない。だが、どこか変った様な気がするのは、やはりニュー・ブランドだけに至る所で”進化”した何かが意識されているからだろう。それはサウンド・アプローチ一つとってもハッキリと判る。
何せイントロ/アウトロを除く15曲全てが別トラック、という点からしても昨今の同一リディム物中心のコンピ事情とは異なるのだ(勿論、1 Wayには1 Way、2 Wayには2 Wayの意義があるのだが)。機材環境の変化(バージョン・アップ)もプラスに働いているのは間違いないが、それ以上にモチベーションの高さが窺える多角的なトラック群。そこに”乗っかる”アーティストたちの顔揃れも実に面白い。日本語DeeJayの開祖RANKIN TAXI(HASE-TもTAXI HIFI出身)から、これまでにも絡みのある滋賀のはぐれ猿MONKEYKENに、From浅草RACY BULLETからは”アゲアゲ・コンビ”のDOMINO-KAT & SOH BADLY、同じくGIFTED CHILDS作品に続く登場となるリアル社会派HIBIKILLAや、HASE-T制作のミニ・アルバムもスタンバっているというアーバン・ポップ・シンガーmiyu(M-12は斉藤和義のカヴァー)、『REGGAE MILLION II』('05)収録の「Hey Hey」が音源デビューとなる新潟のSHAKA-T & SCAR FACE(SUNSQRITT)、そして大阪の異色女性コンビ=イロコマネチ & NORISIAM-X、烈火改めleccaもそれぞれニュー・タイプのトラックで生き生きしたパフォーマンスを見せている。また初顔合せ組では、”みどり”のCHEHONが『1st FOOD』でも気を吐いていた浪花の豪腕ARM STRONGとのベスト・コンビで、また勢いある若手としては話題の風(ふう)や、 大阪発NY行の大型R&BシンガーAMBI、JAコネクション物ではメガヒット「Turn Me On」や「LastDrop」に続くスプラガ & ケヴィンに、ヒット・リディム<Redbull & Guiness>の作り手でもあるDELLY RANXが参加。そして”リミキサー”としての腕前は、ビンギ・パーカッションが心地良いCRISSの曲や、ビ・バップの要素が組込まれたMUNEHIROの曲と、これまたHASE-Tならではのセンスある仕上がりとなっている。とにかくその”鳴りの良さ”と”多彩なグルーヴ”、そしてスタイル・ ウォーズ的な歌い手の表現の幅広さは普通じゃなく、まさに「GOLD MINE」クラスと言えるモノだ。これをNext Levelと呼ばずに何と言う?

2007年5月 二木崇(D-ST.ENT.)