TVアニメ「社長、バトルの時間です!」が4月より放送開始となりますが、市ノ瀬さんが演じられるユトリアについてどんなキャラクターか教えていただけますか?
市ノ瀬:ユトリアはカンパニーへの想いが人一倍ある子です。主人公のミナトとは幼馴染なんですが、幼馴染らしく話したいと思っていても、社長と秘書という立場があるのでキリっとした敬語口調でいつも喋っています。でも、そんなミナトのことを操るというか手のひらで転がす小悪魔的な面もアニメでは見られると思います。
ユトリアを演じるにあたって気をつけていることは?
市ノ瀬:バトルシーンなどで「!」の付いた声を張るセリフが多いんですが、きつくなり過ぎるとユトリアというキャラクターから外れてしまうので、そうならないように意識しています。ユトリアはあくまで秘書としてサポートする立場なので、そういう立ち位置の関係もセリフに込められたらなと思っています。
アフレコの雰囲気はいかがですか?
市ノ瀬:この現場は特にセリフ一つ一つを丁寧に録ってくださるので、すごくやり甲斐を感じています。現場の雰囲気は第1話の段階から和気あいあいとしていて、人に話しかけるのが苦手な私が話しかけやすい方ばかりで、楽しくやらせていただいています。第1話の収録では堀江由衣さんがお隣だったんですが、色々話しかけていただいてお菓子を分けてくださいました(笑) 堀江瞬さんとはよく隣になるので話したりするんですが個別にというよりは全体的に皆で一つの話題を話したりすることも多いです。
今回、エンディングテーマ「おやすみ」を歌唱すると聞いた時はどんなお気持ちでしたか? また、楽曲を初めて聴いた時の印象を教えてください。
市ノ瀬:まさかエンディングテーマを一人で歌わせていただくとは思っていなかったので「どうしましょう!?」って思わずマネージャーさんに言っちゃいました(笑) でも、歌を歌わせていただく機会が今まであまりなかったのでお話をいただけて嬉しかったです。曲の雰囲気がとても可愛らしくて、一日一日を大切にしていこうという想いが感じられる歌詞だったので丁寧に歌おうって思いました。
実際にレコーディングをしてみていかがでしたか?
市ノ瀬:歌は演技とはまた違う深さがあるんだなと思いました。小さい頃から歌に触れる機会があまりなかったせいか、自分としては感情を込めて歌ったつもりだったのに録っていただいた歌を聴いてみると平べったくなってしまっていて、抑揚をつけることの難しさを感じました。これからももっともっとこの歌の練習をして理解を深めていきたいです。
特に気に入っているフレーズなどはありますか??
市ノ瀬:色々あるんですが「見上げた夜空にひとつきれいな宝石見つけた」「何でもない事がキボウのかけらなんだね」という歌詞が特に好きです。小さい頃は嬉しかったり一大事だったことが大人になるにつれて薄れていってしまったので、この歌を通じてもっと新鮮に感じられるようになりたいと思いました。
最後にメッセージをお願いします。
市ノ瀬:ユトリアの気持ちで一生懸命「おやすみ」を歌わせていただきました。聴いてくださる方がお仕事や学校で疲れた時に1パーセントでもいいから「頑張ってみよう!」と思っていただけたら嬉しいです。アニメの放送開始と共に楽しみに待っていてください!