斎藤雅広(ピアニスト)

東京芸術大学出身。チェルニー=ステファンスカに才能を認められ内弟子として学ぶ。
18歳で第46回日本音楽コンクールに優勝し翌年NHK交響楽団との共演でデビュー、「芸大のホロヴィッツ」と称され「誰より以上というのではない絶対的なうまさ」(音楽の友)と絶賛され華麗なヴィルトゥオーゾとして活躍、安宅賞・霧島国際音楽賞受賞。殆どの国内主要オーケストラの他に韓国KBS放送響・ミュンヘンプロアルテ室内管と共演、ウクライナの第5回国際音楽祭やイギリスにも招かれ海外でも高く評価された。

NHK名曲アルバム、ベストオブクラシック他の数多くの放送に出演。巨匠J. スークに室内楽の名手として認められ、高度な技巧に支えられた自由闊達、雄弁なスタイルで、スーク、P.シュミードル、E. オッテンザマー、V. フックス、シェウェイ、J. ハルヤンネ、ヤナーチェク弦楽四重奏団、新ブダペスト弦楽四重奏団、ヴィア・ノヴァ弦楽四重奏団、ザルツブルグ八重奏団、ドイツ弦楽三重奏団、ウィーン・フィルやパリ管のメンバー等と共演を重ね賞賛され続ける他、「オーケストラ的響きと深い音楽交感(音楽現代)」と賞される独自のスタイルで歌曲伴奏でもF. アライサ、L. アリベルティ、D. グレイヴス、I. トコディ、H. ペーター・ブロホヴィッツ、J. ポンスをはじめ当代きっての多くの世界の名歌手達から厚い信望を得、わが国最高の名手という評価を不動のものにしている。トコディとのCDで「至芸というほかない」(レコ芸)と激賞、室内楽のCDは巨匠リヒテルに並び賞される他、20枚を超えるCDには特選盤も多く、「名手の名に恥じぬ/世界的なレヴェルから見てもトップクラスのピアニスト」等と評されている。近年は人間味あふれる人生の渋みと男性的なエネルギッシュな面の二面性を示し、円熟を深め若き巨匠と位置される。日本の第一線演奏家との共演も数知れないが、NHK-FMラジオのパーソナリティーやプロデューサー・作曲家・編曲家としても活躍、数冊のピアノの本も出版され、雑誌への執筆等の評論活動、イラストの連載等マルチぶりを発揮する一方、毎日音楽コンクールはじめ各コンクールの審査の他、キエフ国立音楽院でもマスター・クラスを開いた。また京都フィルを指揮し、指揮者としても活動を開始。NHK教育TV「トゥトゥ アンサンブル」のメインキャラクター「キーボーズ」役を2年間務め、華麗な演奏と役者顔負けの演技力で幼児から大人までの幅広い支持を得ている。また1999年秋にはNHK教育TV「趣味悠々」に日本人クラシック・ピアニストでは初の講師として登場し、さらなる多忙なコンサート活動を展開中。


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