ブラームス
1.ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102
2.悲劇的序曲 作品81
ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)、
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)、
カレル・アンチェル 指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1963年9月30日〜10月2日
プラハ、ルドルフィヌム
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ブラームス畢生の大作コンチェルト、ドッペルには、気宇の大きさ、重厚さ、量感といったものをを求めがちですが、スーク+ナヴァラ&アンチェル=チェコ・フィルというスプラフォンの誇る黄金の組合せによる演奏には、品格を保った端整な造形と室内楽的なアンサンブルの中に、充分以上の骨太さが備わっており、情感や詩情も溢れんばかり。同曲のファースト・チョイスにお薦めしたい逸品です。