1. オブリガード・チェンバロとフルートのためのソナタ ロ短調 BWV.1030
2. フルート・ソロ(無伴奏フルートのためのパルティータ)イ短調 BWV.1013
3. フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV.1035
4. トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1038
〜フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための
5. フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1034
6. オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ イ長調 BWV.1032
7. トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1039
〜2本のフルートと通奏低音のための
8. オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ ト短調 BWV.1030a
有田正広(フラウト・トラヴェルソ)、有田千代子(チェンバロ)、中野哲也(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
若松夏美(バロック・ヴァイオリン)、菅きよみ(フラウト・トラヴェルソ)
[録音:2000年5月〜6月、横浜みなとみらいホール]
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バッハイヤーを飾った真打ち!新たな発見を盛り込んだ有田の「新」バッハ全集
《アリアーレ》シリーズのスタートとなったバッハ:フルート・ソナタ全集から11年、有田のたゆまぬ研究の成果を盛り込んだバッハの再録音は、真作ソナタと無伴奏パルティータ、フルートを含むトリオ・ソナタ2曲を収めた「フルートのための作品全集」という形です。最高傑作ロ短調ソナタ(BWV1030)とその原曲とされるト短調ヴァージョンをあわせて収録、極めて興味深い聴き比べを可能にしました。ト短調では有田自身が復元・制作した楽器を用いている点も特筆されます。フルート、チェンバロともに随所に即興的装飾音を取り入れた演奏はバッハを深く理解した演奏家ならではの、自在の境地、高度な遊びが感じられます。