1961年カナダ・ケベック州生まれ。生後6ヶ月で米国カリフォルニア州に移り住み、1977年にはスコットランドに渡り、10代よりトロンボ−ン奏者としてロイヤル・スコット楽団に在籍。
クラシックやジャズに多大な影響を受けるが、より一層ファンクに興味がわき1988年には、自身でMicrogrooveというバンドを結成し活動する傍ら、トロンボーン奏者としてスタイル・カウンシル等、英国バンドのアルバムにゲスト参加。
1993 年にノ−マン・クック(ファット・ボ−イ・スリム)からの誘いで結成した、ファンクバンド“Freak Power”でヴォーカルとしての活動を大きくフィーチャーし、2枚のアルバムをリリース。その中でもシングル“Turn On, Tune In, Cop Out”はUKのシングルチャート2位まで上りつめ大ヒットし話題となる。
またビデオ・ディレクタ−“Dr.Bone”名義で恐ろしくショッキングな映像「Cop in a Coma」をリリースし、MTVなどのメディアでも大きな話題になる多才なアーティストとして評価されている。その後もFDPのシングル「Sweet Music」 にゲスト・ボーカルとして参加したり、Dimitri from Parisnoアルバムに参加、さらにファット・ボーイ・スリムのアルバム「ガター・アンド・スターズ」にもゲスト参加している。
2001年にプロデューサーのSteve Arguellesと出会い、Ashley Slater’s Big Loungeを結成。より幅広いユーザーに楽しんでもらうためのクロスオーバー・ミュージックを目指し、2002年4月にアルバム「Big Lounge」をリリース。英国、フランス、ドイツなどヨーロッパを中心にメディアからDJにまで絶賛され、その楽曲はJazzanovaのコンピレー ション「Secret Love - A View On Folk」始め、Nu Jazz などのコンピレーションに収録される。その後はライヴを中心に活動し、2005年8月には名古屋で開催された万博での「愛・地球セッション」への参加のた めに来日。名古屋芸術大学の弦楽隊とのコラボーレションなどでも話題を呼んだ。待望のセカンド・アルバムは全世界で発売予定。新世代のジャズ・クロスオー バーとして全世界で話題になること必至のアルバムである。