アンドレア・バッティストーニ / 指揮者オルフ/世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』〔UHQCD〕

DISCOGRAPHY ディスコグラフィ

アンドレア・バッティストーニ / 指揮者

オルフ/世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』〔UHQCD〕

[ALBUM] 2024/11/13発売

オルフ/世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』〔UHQCD〕

COCQ-85626 ¥3,500 (税抜価格 ¥3,182)

※高音質CD「UHQCD」採用

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Fortuna Imperatrix Mundi 運命 それは世界の女帝 
 1. O Fortuna おお運命よ(合唱)
 2. Fortune plango vulnera 運命のもたらした傷を 私は嘆く(合唱)

I. Primo Vere 春
 3. Veris leta facies 春が素敵な顔を(小合唱)
 4. Omnia Sol temperat 全てを太陽が暖める(バリトン独唱)
 5. Ecce gratum さあ見てごらん(合唱)

Uf dem Anger 緑の野原で
 6. Tanz 踊り(オーケストラ)
 7. Floret silva 気高い木々に(合唱と小合唱)
 8. Chramer, gip die varwe mir 小間物屋さん ちょうだいな(2人のソプラノと合唱)
 9. Reie 輪舞(合唱)
 10. Were diu werlt alle min 世界中が俺のものでも(合唱)

II. In Taberna 酒場で
 11. Estuans interius 胸の中は滾(たぎ)っている(バリトン独唱)
 12. Olim lacus colueram 昔は湖にいたものさ(テノール独唱と合唱)
 13. Ego sum abbas 俺は修道院長だ(バリトン独唱と合唱)
 14. In taberna quando sumus 俺らが酒場にいる時にゃ(男声合唱)

III. Cour d’amours 恋の庭
 15. Amor volat undique キューピッドは飛び回る(ソプラノ独唱と少年合唱)
 16. Dies, nox et omnia 昼も夜も すべてのものが(バリトン独唱)
 17. Stetit puella 少女が立っていた(ソプラノ独唱)
 18. Circa mea pectora 俺の心は(バリトン独唱と合唱)
 19. Si puer cum puellula 兄ちゃんと姉ちゃんが(3人のテノール、バリトン、2人のバス)
 20. Veni, veni, venias おいで おいで さあおいで(二重合唱)
 21. In trutina mentis dubia 秤にかけてみよう(ソプラノ独唱)
 22. Tempus est iocundum 歓(よろこ)びの時が来た(ソプラノ独唱、バリトン独唱、合唱と少年合唱)
 23. Dulcissime 愛しい貴方(ソプラノ独唱)

Blanziflor et Helena 白い花とヘレナ
 24. Ave formosissima ようこそ 最も美しい女(ひと) (合唱)

Fortuna Imperatrix Mundi 運命 それは世界の女帝
 25. O Fortuna おお 運命よ(合唱)

指揮:アンドレア・バッティストーニ
ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス
カウンターテナー:彌勒忠史
バリトン:ミケーレ・パッティ
合唱:新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)
児童合唱:世田谷ジュニア合唱団(児童合唱指揮:掛江みどり)
コンサートマスター:依田真宣

東京フィルハーモニー交響楽団

録音:2024年3月15日サントリーホール

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圧倒的な推進力と、完璧なコントロールで作り上げられた巨大な音宇宙
「カルミナ・ブラーナ」は、ドイツの作曲家カール・オルフの代表作であり、力強いリズム、印象的なメロディー、そして大規模な合唱とオーケストラの融合により、クラシック音楽の中でも特に人気の高い作品です。特に冒頭の「O Fortuna」は、映画やCMなどでも頻繁に使用され、クラシックファンのみならず、一般にも広く知られている人気曲です。
歌詞は、ドイツのバイエルン地方にある修道院で発見された11〜13世紀の古い詩歌集の写本がもとになっており、「春」「酒場」「愛」をテーマに、当時のヨーロッパの民衆のエネルギーが感じられるもので、その若々しい奔放さに驚かされます。
混声合唱、少年合唱、ソプラノ・テノール・バリトンのソリスト、大規模なオーケストラという大編成で、クラシックらしい迫力のあるサウンドが繰り広げられる一方、中世の人々の日常の細やかな描写もあり、劇的な構成と多様な感情表現が味わえる名作といえるでしょう。
オペラ指揮者として卓越した統率力を持ち、歴史や文学にも造詣が深いバッティストーニは、この「カルミナ・ブラーナ」を得意としており、イタリアのアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭などでも大成功を収めてきましたが、今回満を持して東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会で取り上げ、収録に臨みました。
バッティストーニの音楽は、歯切れの良いリズムを刻みながら圧倒的な推進力を持って進んで行きますが、同時に全てが統率され、俗謡のような表現や、繊細で叙情的な歌唱も巧みに織り交ぜながら、巨大な音空間を作り上げています。 


■高音質CD「UHQCD」

UHQCD