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マーラー:交響曲第1番《巨人》
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アンドレア・バッティストーニ 指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
ライヴ録音(96kHz / 24bit):
録音:2014年1月31日、サントリーホール
イタリアの若き天才指揮者、アンドレア・バッティストーニが再び東京フィル定期に代棒で登壇するというとニュースは、昨年5月のレスピーギ:ローマ三部作で度肝を抜かれたファンを狂喜させました。これは、その最終日のライヴ録音です。
当日とって若干26歳のこの天才を形容するのに、早くもトスカニーニ、アバド、ムーティ、といったイタリア人指揮者の先達が引き合いに出されていますが、その偉才は格別で、遠からぬ将来、フルトヴェングラー、カラヤン、クライバーといった時代を画した存在に連なるものとして語られることになる可能性すら秘めています。強いて類型を探すとすれば、音楽界よりもミケランジェロや運慶といった超・彫刻の世界へ目を向けた方が良いかもしれません。奇しくも曲の作曲年代とほぼ並行してこの作品に初めて取り組んだわけですが、「そこにあるものをただ彫り起こしただけ」といった趣の、まさに自らが作曲したかのような鮮度とリアリティーを湛えた演奏となりました。