平均視聴率20%! 驚異の国民的お茶の間番組として長年愛されている「笑点」の大喜利のコーナーの司会者として活躍された、三遊亭圓楽師。若手の頃には立川談志、古今亭志ん朝、春風亭柳朝らと共に四天王と称され、また“星の王子様”の愛称で親しまれる人気者でありました。落語界の隆盛にご尽力され、その功労ぶりも高く評価されておりますが、平成18(2006)年、闘病のため「笑点」の司会を降板、療養を続けていましたが惜しくも平成21(2009)年10月30日に他界されました。
今回、圓楽師追悼の意を込めて、CDの発売が決定!
文化放送にて昭和58(1983)年秋に放送された音源が発掘され、“蔵出し”音源として発売致します! 最後の高座で演じられ有名になった「芝浜」をはじめ、初CD化「猫の忠信」を含む合計14席を7枚単品と7枚組BOXとして同時発売!
五代目 三遊亭圓楽 略歴
昭和8年 | 1月3日 東京、浅草生まれ |
昭和29年 | 六代目三遊亭圓生に入門 全生の名で前座から二つ目まで |
昭和37年 | 真打に昇進、五代目三遊亭圓楽を襲名 |
昭和41年 | テレビ番組「笑点」第一回目から参加 |
昭和52年 | 「薮入り」で文化庁芸術祭優秀賞を受賞 |
昭和53年 | 師匠と共に落語協会を脱退、落語三遊協会を設立 |
昭和54年 | 師圓生の死去にともない自身の一門を率い、後の「圓楽一門会」(当時、“大日本すみれ会”)を結成、現在は「五代目圓楽一門会」と呼称している |
昭和60年 | 寄席「若竹」を建設 |
昭和63年 | 「中村仲蔵」で文化庁芸術祭賞を受賞 |
平成18年 | 「笑点」を勇退 |
平成19年 | 旭日小綬章を受章 |
平成21年 | 10月29日 永眠 享年76才 |